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今も続いている香港デモってそもそも原因は何なの?

【ヘッダー】photo by unific

2019年香港民主化デモは、2019年3月から今も継続して行われているデモ活動です。

今も行われている香港デモについて、どうしてデモ活動が行われたのか。どうして今もデモ活動がしているのか。についてまとめてみました。

最初に結論として、簡単にまとめるとするならば
「中国の法律では裁かれたくない、もっと香港は自由でありたい。」
ということになります。


事の発端は、
「台湾で恋人を殺害した香港の人が、香港で逮捕」されたことがきっかけです。
ですが、この犯人の身柄を引き渡すのは香港と台湾でどちらにするか決められてなかったんですね。


ここで発表されたのが逃亡犯条例 改正案
「要請があれば中国または台湾に引き渡す」という条例です。
悪いことを実際にしたわけでもなく、疑いがかけられただけでも中国に引き渡される可能性がある。
ということに香港人からの反感が募るわけですね。


今まで、雨傘運動や、書店員失踪、中国拉致事件などで
積もりに積もってきたものが爆発しました。
「私たち香港人に自由はなくなる。」そう強く思ったわけですね。

そこからデモが起き、香港市民から下記の5つが求められました。


そして、香港政府のトップである林鄭月娥(りんていげつが)行政長官は9月4日には「逃亡犯条例」改正案の完全撤回を表明しました。これに対し、デモ参加者はこうツイートしています。

「条例の撤回は喜べません。遅すぎました。
この3ヶ月間、8人が自殺。 3人が警察の暴力によって失明。
2人がナイフを持つ親北京派に攻撃され、重傷。 1000人以上逮捕。
100人以上起訴。 怪我した人は数えきれないです。
私たちは、5つの要求を求めています。これからも戦い続けます。」

※このツイートは現在は消去されています。


世論調査でも、条例改正案の撤回だけでは「不十分」という意見が約75%を占めており(香港紙・明報)、「5大要求項目」のうちの一つが受け入れられたに過ぎないとして、抗議活動は続けられています。

今もデモ活動は激化していて、ニュースが飛び交っていますよね。
今後も香港デモ活動について注目していきたいと思います。

ではまた。

最後まで読んでいただきありがとうございます。少しでもたくさんの方に読んでもらいたいのでシェアしていただけると嬉しいです。


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