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大統領選挙;2020年の「HOPE」になることを期待して。

11/3からこの6日間は、全く関係ないのになぜだかソワソワしてしまいました。世界が見守る4年に一度の一大イベント、一国の大統領選とはいえ、やはり世界中のメディアが特集を組み報道している。他人事とは思えないからだろう。次この話題に触れられるのはまた4年後なので、これを機会に記事にしてみました。

このエネルギーは、どこから湧いてくるんだろう?

アメリカの人口は約3,28億人、日本より2億人多い。メディアに出ている投票数は、合計で1億5千万票を超えていました。日本全人口以上。

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Retrieved from TIME. Breaking Down the Numbers Behind Joe Biden's Victory in the Presidential Election.  

ニュースメディアを通して見ているので、いろんなバイアスがかかっているとはいえ、開票期間中のそれぞれの支持者たちのデモ、衝突、意見の言い合いは、すごかった。変な人が叫んでいるのは除いたとしても、それぞれの支持者たちは、党の政策をよく理解していて訴え続けているところが印象的だった。

それだけ、はっきりと両党の政策の違いで、よくなる人、困る人、有利になる人、不利になる人に分かれてしまうということなのだろうか?

そうでもしないと、これほどまでに自分の支持する政党に勝手もらわないと困るんだ!みたいな危機感のようなものを感じたし、そのエネルギーが一丸となって凝縮されたものがぶつかり合ってたように思います。

ことなかれ主義の同調圧力国家の日本では、永久にあり得ないことです(批判しているわけではないです。それはそれでいいと思う)。

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それにしても、トランプが集計をやめろ!といったら、バイデン支持者たちが「最後までカウントしろ」とデモが起きたり、逆に、トランプ支持者が集計所に押しかけてやめさせようとしたり。なんだか全てを想定して、誰しもが待機していたんじゃないかと思わせるような次々にでてくる展開で、まるで映画をみているようだった。

「期待」と「安堵」

別にどっちかを応援していたとかはないけど、バイデン勝利でちょっとほっとした感情がありました。昔みたいに、他国との協調路線で行ってくれるとなんかいいなと思ったり。

そして、楽しみなのが副大統領のハリス。番組を見てて知ったのですが、ゆかりがインドなんですね。アメリカとインドは、ITをはじめとしてアメリカのオフショア的な関係が強いですが、政治的にもアメリカとインドにインフラが整うと、アメリカにとっては、13億人と一緒になることになり、中国に匹敵するアメリカ-インド連合が、出来上がるような気がする。少なくともインド経済が底上げされたら、インド自体がさらにすごい国になってくるんだろうなとか、勝手に妄想してると、期待感が湧いてきます。

やっぱりすごい国だな。

一方で、こんなに国中がお祭り騒ぎになっているように見える中、トランプ大統領は、「勝利」を訴え続け、提訴しまくって法廷闘争に持ち込もうとしている。これがまた、今後どうなるか分からないワンチャン感があるから怖い。来月の今頃は、結局トランプ大統領続投か・・・みたいなニュースで持ちきりになっているかもしれない。

分断を煽り続けるトランプ大統領、団結を求めるバイデン次期大統領。どちらも高齢ながら計り知れない戦闘力で戦っている。その周辺のコンサルや議員などの利害関係者も強者ぞろいなんだろうかな?

GAFAをはじめ、ビジネスにおいても覇権を握るアメリカ。アカデミックな分野でも同じ。移民政策という名の超優秀人材が国に集まる仕組みが出来上がり、誰しもがそのブランド力に魅きつけられる。

年間100万人以上の移民を受け入れ、その数は、ドイツの次の世界で2番目。総数(5,100万人)は世界で最も多い数。いわゆる就労ビザにあたる(H-1B ビザ)は、現在の発行枠数年間で 65,000 ~ 85,000 cases 。しかし、応募者は、例年、年間 250,000 ~ 300,000)と4倍近くの申請があるようです(Retrieved from TCPM Japan)。

2020年、残り2ヶ月ですが、振り返ってみると劇的に様々なことが起こった年になった。Covid-19が最大の出来事ですが、そのほかにも、BREXIT、安倍政権交代、五輪延期、オーストラリアの森林火災、バッタ大発生、トルコ地震、香港国家安全維持法案、原油価格暴落、gold高騰、挙げていけば記録的なことが集中的におきてる。

個人的にもいろいろ辛いことも起こった年でもあって、今回の大統領交代が、2020年の惨事ではなく、賛辞となるように期待したいと思います。

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コメントで、大統領選の感想など伺えますと幸いです。

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なにより、これでアメリカもマスクする人増えたら、少しはcovid-19も治ってくるんじゃないだろうか。まずはそこから団結してほしい。

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