都農町FW2024(1日目)
今年も学校のプログラムで宮崎県の都農町を訪問しています。
生徒は1年生14名、2年生4名の計18名が参加。
今月初旬の日向灘を震源とする地震と、それに伴う巨大地震注意の影響が心配されましたが、なんとか予定通り実施することができそうです。
京都駅からバス、飛行機、電車を乗り継いで、お昼過ぎに都農町に到着。
研修場所でもあり宿泊施設でもあるHostel ALAへ向かいます。
昼食を取ったら、最初は毎年恒例の町内バスツアー&都農ワイナリー見学。
都農のワインづくりやその特徴について、工場を見ながら説明を受けました。
実際にワイン用のブドウ畑も見せていただき、食用とワイン用の品種の違いを教えていただきました。
都農高校へ移動したら、3つのチームに分かれて生徒&イツノマスタッフの自己紹介。今年は社員さんに加え、インターンシップの大学生の3名も一緒です。
1日目のメインコンテンツは、3つのテーマについてレクチャー&ディスカッション。そのテーマは、
①若者参画まちづくり
②これからのキャリア(生き方)
③スキの越境
です。
①・②は、少子高齢化の進んでいる現代だけど、実は10代に追い風の時代だよ、という話。
ますます進むグローバル化やデジタル・AI技術の浸透、ゼロカーボンを目指す動きなど、若い世代が活躍できる時代になっていくとのこと。
それを受けて、自分がどんなふうに生きていきたいか? それを考えることが大事だとメッセージをいただきました。
③について、今年のフィールドワークのスローガンは「スキの越境」。
好きこそものの上手なれ……
仕事は良し悪し、趣味は好き嫌い?
でも、仕事で成果を出すには特定分野のスキルを超えた才能が必要。
才能は継続することで身につけるもの。でも、継続するってむずかしい。
好きなモノだったら努力を続けられる。
であれば、自分の「スキ」をたくさん持っていることで、活躍の場も広がるのかもしれません。
そんなわけで、「スキ」を100個書き出すワークを行いました。
時間内に100枠埋めた人もいれば、なかなか書けなくて苦しんだ人も。
私を含め引率教師陣も挑戦しましたが、いざやってみると結構大変です。
生徒も先生も、このフィールドワークを通して、1つでも多くの「スキ」を見つけられるといいな、と思います。
それから、ディスカッション。テーマは、「これからのキャリアで一番大切にしたいことは何ですか?」
生徒4名が語り、それぞれペアの生徒が質問して掘り下げました。
発表者も質問者も立候補制で、最初はなかなか手が挙がりませんでしたが、最終的には予定より1組多く語ってくれました。
普段は友達とこんなこと話さないし、照れ臭かったり、言葉にまとめるのが難しかったりしたと思います。
それでも語ってくれた皆さんに拍手。
ここまでの活動を受けて、イツノマ代表・中川さんからのお話。
結局、やったもん勝ち。
やってみないと感じられないことがある。
やってみることが、新しいことを考えたり、感じたりするきっかけになる。
「やってみる」に大事なことは、能力ではなく勇気。
せっかく都農まで来るという越境をしたのだから、この先は勇気を出して、どんどんやってみる・言ってみるをしてほしい。
こんなエールをいただいて、今日の研修は終了。
最後は、夕食を兼ねて地元の方と懇親会です。
和やかな雰囲気の中で、高校生がゲストとテーブルを囲み、いろいろな質問をしました。
高校時代の思い出から現在の仕事のこと、好きなことをしながら生きていくコツに至るまで、生徒の質問を挟みつつ和やかな雰囲気の中で会話が弾みました。
最後には、ゲストによる「最も印象に残った高校生」の表彰も。
さて、明日は朝から夕方までがっつり研修です。
たくさん挑戦して、たくさん学ぶ1日になることを期待しています。
hirokit
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