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今日は市役所の企画政策課にいってくるわ。

アイドルがライブで手を振ったら、確実に今私に手を振ったよね?て思うタイプの人いますよね。僕もその気はあります。 毎月ポストに入る広報かけがわの今月のメインテーマはこちら!

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もしかしたらこれって、僕のためのメッセージなのにわざわざ公共発行物で伝えてるんじゃ? てポジティブに考えちゃう。 

掛川の慢性期病院で在宅診療を立ち上げる傍、医療や介護サービスを充実させるだけでは地方が都心部に先駆けて直面する超超高齢化、人口減少、財政難の荒波の中自分らしく暮らしていくのは難しいと思っていた。100年時代構想の中には従来の枠組みを超えたネットワーキングや個が集まり形成する衆知の活用など今まさに自分たちの活動にも必要な要素がてんこ盛り。

早速この構想を作成した担当に電話連絡する。かくかくしかじか、医療介護の枠を越えたフレームで街のウェルビーイングを考える第一歩を踏み出したい!自分たちの活動で街のためになることがあれば構想を寄せていきたい。市役所からは『そんな声をあげる市民をずっと待っていた。すぐ市長室へきてほしい!』と返事が来るかなと思っていたんだけど・・。実際には、構想は作ったけど担当は各課に委ねているから対応はできないよ。と撃沈。でも各課に問い合わせても多分どこも対応できないと思うけどねと追い討ちをかけての一言。広報かけがわは僕へのプライベートメッセージではなかったのか!人をその気にさせておいて!と打たれ弱い僕は1撃で瀕死の状態になるも、5分くらいしたらさっきの担当者から、HPに各課の紹介があるから参考にしてみて!となぜかツンデレの一言アドバイス来たる。

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その4日後、築20年の掛川市役所、段々畑をイメージしたと言われるオシャレすぎる階段を初めてエベレスト登頂するが如く一歩一歩確実に登っていく。向かう先は企画政策課。地方創生なども担当し市役所の各課の橋渡しもしている課である。あの後ツンデレアドバイスのおかげでここの担当者が医療の枠を越えた活動について聞いてみたいと言ってくださった。結局広報かけがわは回りくどいプライベートメッセージだったのだ。

現在進めるICT利用や病院がハブとなる地域医療や地域教育サポート、行政と民間が手を合わせる場づくりなど、自分が掛川にきて短い期間だけど街の需要として感じていることを伝えさせてもらった。 そして小さなことから一緒にやっていきましょう。と地元スーパーとの連携や教育機関とのタイアップなど嬉しすぎる可能性を見せていただいた。

ちなみに行政の人と話したことなんかあまりなかったけど、直前に縁あって勧めてもらったこの本から行政の方と夢を共有するための多くのアイデアをもらえた。同じように行政と一緒に何か厄介な問題(wicked problem)を解決するべく奮闘している方にはお勧めしたい。(紙本おすすめ)

これくらいで舞い上がってしまう自分でどこまでいけるのかわからないけど、きっとパワフルな人がいっぱい助けてくれて良い方向に進んでいくだろう。人見知りの自分を押し殺して明日も何か面白いことを誰かと考えよう。


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