Mr.スペキュラトゥール

競争しすぎて、競争に飽きて、競争嫌いになって、気づけば逃げるが勝ちを信条とする50代に…

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競争しすぎて、競争に飽きて、競争嫌いになって、気づけば逃げるが勝ちを信条とする50代に。格好いいビジネスの話とか出来ませんが、日常レベルで組み合わせたアイデアについてお話ししたいと思います。※プロフィール詳細はこちら→ https://dailycontents.jp/prof/

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日常のコンテンツ化とは何か?(舞台裏マーケティングの父「日常のコンテンツ化」を6つのキーワードで読み解きます)

※さらに詳しいお話はメルマガで。無料登録はこちら → https://contentsidea365.tumblr.com/ ※この動画の関連ツイート → https://twitter.com/_speculateur/stat... (父)日常のコンテンツ化 (母)元ネタの全方位性 この両親によって生まれ、育まれたのが、 (子)舞台裏マーケティング です。→ https://brmk.io/kgpF ※コンプリート版はこちら → https://dailycontents.shop/items/5c69... 今回は、「日常のコンテンツ化」を6つのキーワードで読み解きます。 shop → https://dailycontents.shop/ ※STORES無料登録はこちら → https://g-marketing.jp/l/u/storesshop Twitter → https://twitter.com/_speculateur note  → https://note.com/hirokimatsui blog → https://dailycontents.jp/

    • Twitterの役割って何でしょう?

      Twitterの役割って何でしょうか? 一般的には、「集客手段」、あるいは「コミュニケーション手段」等が挙げられそうです。 たしかに、これらはTwitterの重要な機能なのかもしれません。 でも、それ以外にも、Twitterには極めて重要な役割がありまして、こちらのほうが私にとっては重要です。 では、集客目的、コミュニケーション目的以外のTwitterの役割とは何でしょう? それは、「編集ツールとしてのTwitter」に他なりません。 もちろん、編集ツールとしての

      • 日常のコンテンツ化を実践ベースで音声解説してみた。

        今回は、「日常のコンテンツ化」を6つのキーワードで読み解きます。 しかも、「日常のコンテンツ化」を実際に実践しながら解説するという試みです。 『6つのキーワード』は以下のとおり。 ❶等身大の自分 ❷意図 ❸行動(実験) ❹リアルタイム性(同時代性、同時間帯性) ❺目撃 ❻共感 これらが互いにどのようにリンクして、「日常のコンテンツ化」につながっていくのか?音声をご確認ください。 (参照1)動画解説はコチラ→ https://www.youtube.com/watch?v=gePdzbAxEd4 (参照2)関連ツイートはこちら→ https://twitter.com/_speculateur/status/1275682544588132352 ※さらに詳しいお話は無料メルマガにて。 https://contentsidea365.tumblr.com/ マツイヒロキ(Mr.スペキュラトゥール)

        • 幽体離脱と接着剤

          事物(モノ、コト、ヒト)の間に関連性を見つけ出すこと、それがスペキュラトゥールを目指す者にとっての基本姿勢です。 では、どうしたら事物の間に関連性を見出すことが出来るのか? 『アイデアとは、既存の要素の新しい組み合わせ以外の何ものでもない』(J.W.ヤング『アイデアのつくり方』HTTPS://AMZN.TO/2OXXUHV ) 「何ものでもない」というのはかなり厳しい表現です。既存の要素Aと要素Bとの間に何らかの関連性をあぶり出すことが出来なければ、アイデアには至らない

        日常のコンテンツ化とは何か?(舞台裏マーケティングの父「日常のコンテンツ化」を6つのキーワードで読み解きます)

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          スペキュラトゥール思考と謎かけ

          事物(モノ、コト、ヒト)の間に関連性を見つけ出すこと、それがスペキュラトゥールを目指す者にとっての基本姿勢です。 考えてみたらこれって、芸人“ねづっち”さんがやっていることとほぼ同じなのかもしれません。 つまり、スペキュラトゥール思考は、なぞかけ的思考に非常に近い脳の使い方をしているということです。 そこで今回は、『なぞかけ』についてお話することにします。 まあ、半分近くはスペキュラトゥール思考の練習ですが、半分以上は息抜きです(笑) なぞかけとは何か?言うまでもな

          スペキュラトゥール思考と謎かけ

          合気道とかけてジャック・デリダととく。

          いかに競争と向き合うべきか? 私が長年向き合ってきたテーマです。 もちろん、競争の目的は「勝つ」ことに他なりません。 では、「勝つ」とは一体どういうことなのでしょう? もし、それが「生き残る」ということなら、直接対峙する相手との競争それ自体に「勝て」なくても、「勝つ」方法はあるのだと思います。 たとえば、自然界などを見渡せば、その手がかりをたくさん見つけることが出来でしょう。 ミミズもオケラもアメンボも、カブト虫だって、彼らなりの“競争によらない競争戦略”を巧みに

          合気道とかけてジャック・デリダととく。

          テセウスの船とスペキュラトゥール

          東元俊哉さんの漫画『テセウスの船』が、TBS系「日曜劇場」枠で竹内涼真さん主演によりテレビドラマ化されました。 演技派ぞろいのキャスティングで、これから毎週日曜の夜が楽しみです。 ところで、「テセウスの船」って一体何なのでしょう? ドラマのオープニング・ナレーションにも簡単な説明が挿入されますが、もうちょっとだけ詳しく見ていきます。 テセウスは、ギリシア神話に登場するアテナイの英雄です。 クレタ島の怪物ミノタウロスを倒したことで有名です。 そのクレタ島の戦いのあと

          テセウスの船とスペキュラトゥール

          スペキュラトゥールとは何か

          ジェームズ・W・ヤングの古典的名著『アイデアのつくり方』にアイデア作成の基礎となる一般的原理について二つの大切なことが記されています。 一つは、「アイデアとは既存の要素の新しい組み合わせ以外の何ものでもない」という至言です。 ただし、この言葉はヤングが初めて提唱したわけではなく、パレートの『心理と社会』(1935)から着想を得た言葉なのです。 もう一つは、既存の要素を新しい一つの組み合せに導く才能は、事物(モノ、コト、ヒト)の関連性を見つけ出す才能に依存するということで

          スペキュラトゥールとは何か

          脳内サロン

          イタリアの花の都フィレンツェは、ルネッサンスの発祥の地として有名です。 私も一度だけ訪れたことがありますが、街の至る所にこの地をおよそ200年間支配したメディチ家の痕跡がたくさん残っています。 1397年にメディチ銀行を創設したメディチ家はローマ教皇庁の財務管理者となり、その後めざましい発展をとげたことで知られています。 『豪華王』の称号を持つロレンツォ・デ・メディチ(Lorenzo de’ Medici, 1449年1月1日 – 1492年4月8日)の時代には、フィレ

          やなせたかしとSMAP

          やなせたかしと言えば、誰もが「アンパンマン」をイメージするでしょう。 ですが、私はこっちのほうを思いつくのです。→ https://www.uta-net.com/movie/46445/ かの有名な昭和の童謡『手のひらを太陽に』は紛れもなく作詞家・やなせたかしの名作です。 ぼくらはみんな 生きている 生きているから かなしいんだ なぜ、生きていることがかなしいんだろう? 幼い頃、この歌詞の意味がどうにもわかりませんでしたが、おっさんになった今しみじみと心にくるもの

          やなせたかしとSMAP

          ノウハウコレクターと農耕民

          前回はビジネス初心者さん向けに少し偉そうな話をしてしまいました。https://dailycontents.jp/2020/01/14/%e3%83%93%e3%82%b8%e3%83%8d%e3%82%b9%e5%88%9d%e5%bf%83%e8%80%85%e3%81%a8%e3%82%be%e3%82%a6%e3%83%aa%e3%83%a0%e3%82%b7/ 初心者に求められる能力は環境を把握する観察力。そのうえで、リーダーたちと共生することが出来るのか、あるい

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          ビジネス初心者とゾウリムシ

          おいら、人間だい!動植物と一緒にするな!と叱られそうだが、まあ話を聞いてください。 ビジネスの初心者を弱者というのなら、多くのビジネス初心者(という人間)は、他の生物のセオリーに反した行動を取っているのかもしれません。 条件の良い所は競争が激しいものです。 小さな角のカブトムシ(→)だって、他のみんなと同じようにゆっくり寝ていたいだろうし、何も好き好んで真夜中に行動したいわけじゃあないと思うんです。 でも、明け方近くなったら、恐い怖い大きな角続がぞろぞろ現れます。

          ビジネス初心者とゾウリムシ

          ニッチ戦略とオワコン

          こちらの記事(→)では、かぶと虫の例でニッチ戦略の誤解についてお話ししました。 「ニッチ」とはナンバーワンになれる場所や時間のことであり、その時間や空間で適切な戦略を立案し実行することを『ニッチ戦略』と呼びます。 つまり、場所だけではない、時間にも注目すべきだということです。 ただし、ニッチ戦略にまつわる誤解はこれだけではないようです。 たとえば、「ニッチ」という言葉の響きから、売上規模の小さい事業が採用すべき戦略、という意味でニッチ戦略が語られることもあります。

          ニッチ戦略とオワコン

          カブト虫のニッチ戦略

          弱肉強食の自然界は、ビジネスを考える上で生きた教材です。 同じ種類の生物にも、強い者もいれば、弱い者もいます。もちろん、中途半端なものも。 このようなシビアな競争環境の中で、圧倒的な強さを誇る者はともかく、現実的に生き残っていける者とはどんな種類なのでしょうか? それは、『ずらし戦略』が身についている者たちです。 「ずらす」ことは同種生物が競争する上で、とても有力な戦略となります。 たとえば、カブトムシの世界では「角」が大きい方が圧倒的に戦いに有利です。 強くなけ

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          記号論とコンセプト

          今回は、ソシュールの記号論についてお話しします。 フェルディナン・ド・ソシュール(Ferdinand de Saussure、1857年11月26日 – 1913年2月22日)は、「近代言語学の父」といわれているスイス言語学者、言語哲学者であり、今回取り上げる記号論を基礎づけた人です。 もちろん、言語学者でも哲学者でもない一介の企画屋が解釈した記号論なので、これから先は専門家の先生からしたら眉を顰めるようないい加減な話もあろうかと思います。 それでも、「記号論」を知り、

          記号論とコンセプト

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          企画の元を正せば、それは「思いつき」に過ぎないわけです。 ですが、それだけでは不十分で、「新奇性」「実現可能性」のある『思いつき』でなければなりません。 それゆえ、思いついてしまったことについて、新奇性があるのか否か、実現可能性があるのか否かを十分に検討することが求められます。 当たり前のことを言っているようですが、これが企画を難しくさせてしまっている大きな原因だと私は考えます。 まず、新奇性。一体どの範囲内で「目新し」ければ、「新奇性あり」と言えるのでしょうか?

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