バルサ化にみられる神戸のCB上げと対戦相手が苦しむわけの考察(鹿島がある程度やれているわけの考察も)
論文っぽいtitleになってしまいましたが。
楽天の後押しもありバルサ化が推し進められるヴィッセル神戸
3バックのビルドアップですが、基本相手は1トップまたは守備時は2トップの片割れを1枚シャドー気味に置いて中盤の枚数を合わせようとすることが多いのではないでしょうか。
神戸のビルドアップでは、かつてのバルサのように、CBを1枚上げてビルドアップしているように思えます。
1枚出てきたCBはボールの状況に応じて高くポジションを取って次の崩しに準備してみたり、両脇のCBのビルドアップを助けてみたりと変幻自在です。
そして、その上がったCBと中盤の2枚(山口・イニエスタ)+シャドーの一人が落ちてきて、中盤にダイヤモンドができているような形になっています。ここが、他クラブが手を焼いているところではないでしょうか?
中盤の枚数が3枚なら、FWを下げるなり、CBを上げるなりで対応できるものの、4枚となるとなかなかそうもいかない。
FW下がり目+CB押し上げで対応すればいいじゃないかとも思いますが、ダイヤモンドの外側には両ウィングがいます。しかも日本屈指のウィングです。
ですから、SBはノージャッジでCBのカバーリングをすることができない。要は締め忘れのような状態が起きてしまいます。
では今対戦している鹿島はなぜある程度やれているのか。もちろん崩されていますが。
それはやはり個に強いメンバーが揃っているからと、カウンターへのレガシーがあるからではないでしょうか。
人に強い選手がボールが入ったところに厳しくいけることで、対応できていると考えます。また、奪った後のカウンターを相手に思い知らせているからこそ、神戸が少し躊躇するのではないでしょうか。
見当違いかもしれないし、あながち間違いじゃないかもしれない。
そんなハーフタイムでの感想です。
さぁ、後半観よう!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?