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ブランディング現場【認可保育園の場合】

このnoteでは

・ブランディングについて思うこと

・幼稚園や保育園でのブランディングの様子

・幼稚園や保育園でお伝えしてきたさまざまな戦略

・組織内コミュニケーション

などブランディング~その後の運用について

実際に行ったことや試してみたことなどをまとめていきたいと思います。


~前回のnoteはこちら~


さて、今回は認可保育園の・・・

コンセプト決め~保育施設開設時までのお話です。

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まずはこんなことを聞かせていただきました。

①社会福祉法人設立前~認可保育園立ち上げまでの歴史や生い立ち

②施設長の想いや保育(教育)を通して作りたい世界や解決させたい問題

③②を実現するための手段


まとめると・・・

・もともとは市が運営していた公立保育園で民間委託として運営する

・法人の母体はお寺

・開園当初の想い

 ・戦後荒れた時代に宗教家である創設者が

  すべてのこどもたちに教育を受けさせてあげたい

 ・どのような立場のこどもであっても教育を受けさせてあげたい


お話を伺う中で園の存在理由が見えてきました。


どういう想いで保育をしていくのか、

どういう想いで保護者に寄り添うのか、

想いを軸に、どういう手段をつかって保育をしていくのか、


それが、


「自分たちらしい保育」

「自分たちらしい保護者とのコミュニケーション」


です。

そこで、


「自分たちらしさを活かし、どんな世界を創っていくのか」


が見えてきます♪


ここから

「想いや、自分たちらしさをデザイン」していきます。

※ロゴデザイン・園舎デザインではなく、在り方のデザインです


自分たちらしさのデザインが決まったところで

ようやく園舎のコンセプトを考えます。


テーマは・・・

①寺子屋

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②和の雰囲気

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③少し大人っぽい落ち着いた雰囲気

④こどもが「考える」がたくさん起きる場

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⑤人が集う場

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ここで注意してほしいことは、

・和のデザインが好き

・北欧系のデザインが好き

・かっこいい

・かわいい

・おしゃれ

といった見た目のデザインが中心になるのではなく


こどもへの想い

ここでおきること

歴史

伝えたいメッセージ


「そういった背景があるからこのデザインになりました」


というストーリーがデザインの中心になるべきです。



ここでは、インテリアもこどもたちが作っていきます

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みなさんの園のデザインにストーリーはありますか?


最後までお付き合いいただきありがとうございました。

幼児教育 ブランディングプロデューサー いちむらひろき


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