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業務効率化の進め方~SaaSをうまく活用できない企業へ~

先日セミナーで登壇した際SaaS導入したいが何をそもそも入れればいいかわからないって言った方がいらっしゃいました。

その方のお話だと現場の業務は大変非効率でシステム化/デジタル化を進めていきたいと長年思っていたがなかなか現場では進まないと言った嘆きでした。

このように最近いろんなシステム SaaS が増えてきたことにより新しいシステムを導入したい、効率化したいとお考えなられている企業が非常に増えています。

しかし、どのSaaS製品が自社にあっているのか?分からない企業が多いです。また、多くの企業はSaaSを導入しても業務は効率化されるかどころか逆に混乱することが多いです。

なぜこのようなことが起きるのか説明していきたいと思います。

SaaSは便利な道具

SaaS というのは道具の種類です。

つまりどこでどのように使うかあらかじめ決めていないと正しい道具が選べません。

例としてゴルフを挙げるとすると、グリーン上に上がったボールではパター、ティーショットにはドライバーというように状況によって道具(クラブ)を変えていくと思います。

例えば、経理において会計ソフトウェアのSaaSを選ぶ場合でも、勘定奉行が良いのか、freeeが良いのか、マネーフォワードクラウドが良いのか、はどのような業務を行うか、他にどのようなシステムを利用しているか、によって異なります。

業務を知ろう!

レポートでも SaaS 導入したが80%もの企業が利用していないと回答しています。

これは道具選びを失敗している場合(目利きがいない)と、その道具を正しく操作できる人がいないといった問題が多いです。

闇雲に新しい道具に頼るのでなくまず現状業務がどのような状態になっているかを把握しどこに課題がありあるべき姿というのはどういう状態なのかを明確にしていく必要があります。

現状(As-Is)から理想(To-Be)へ

業務改善でも、まずは現状(As-Is)を把握し、その後 理想・目指す状態(To-Be)を考えいます。理想の状態は、将来の姿のため、経営者としてよく考える必要があります。その頃のビジネス環境はどのように変化しているのか?競合は?業界の変化は?等を予測する必要があります。

そして、違い(Gap)をどのように埋めていくかを計画し、その際に何を活用して埋めていくかを決めていきます。

自分の失敗を道具のせいにするなく、自分たちのビジネスそして業務にしっかり目を向け、理解した上で正しい道を上手に使うことでさらに力がつくというふうに考えてます。 ゴルフのスコアが伸びないのは道具が新しくないからではなく自分の実力不足の場合が多いです。(自戒)

いかがでしたでしょうか?

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また、工藤が所属するメリービズ株式会社はデジタルに移行したい、業務を効率化したい企業の支援をしています。業務の運用がうまくまわらない、人手が足りない、、等でお悩みの会社はぜひ一度、メリービズのサイトをご覧ください。

参考

80%以上の企業が導入後、「うまく運用ができていない」という結果https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000064133.html

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