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オリンピックを見て思ったこと


今週も配信を見ていただきありがとうございました。今週はオリンピックをみて感じたことについて話しました。理由としては、オリンピックという短期決戦の中で各国のトップレベルの選手の戦い方が今後の中高生がプレーしていく上で役立つ要素があるのではないかと思ったからです。

大会は日本が優勝するという最高の形で終わりましたが、これからの野球選手たちに活きることがたくさんありました。今回は僕が思ったことについて書いていきます。

1 いかに早く攻略できるか

まず最初に思ったことが、強いチームであればあるほど、相手投手の攻略をするのが早いという点です。これは先日、実業団の選手たちとコラボ配信させていただいた時に彼らも言っていました。

短期決戦はリーグ戦と違い、実際の経験から得られるデータ量が圧倒的に少なくなります。事前にデータがあるとはいえ、実際プレーしている時にはあくまでデータは参考にしかなりません。

そうなると大事になってくるのがいかに早く攻略できるかが勝負のカギになります。ではどのように攻略していけばいいのかというと、これは選手の経験値や持っている引き出しを増やしていくことです。

普段の実戦練習や練習試合などからどうやったら少しでも早く攻略できるかどうかを意識して取り組むと経験値や引き出しが増え、それが自信につながっていきます。 
 

2 全てポジティブに捉える

次に思ったことがトップ選手でもミスが起きてしまうのが野球というスポーツですが、そのミスをプラスに捉え、次に繋げていくことが非常に重要だと感じました。

これは投手においてはいかにフォアボールや味方のミスでランナーが出ても最終的にはホームを踏ませなければいいととらえればいいと思いましたし、野手でもエラーしても次打てばいいと思うようにどんどんポジティブに捉えていけばいいと思いました。

特に外国人の選手は本当に切り替えが早いです。ミスは誰でも起きる可能性があることです。なのでそこを普通にマイナスとして思うのではなく、プラスに変えて次のプレーにつなげていくことが大切です。

3 改めて走塁の大切さを実感

決勝戦をみても2点目は走塁でとった1点でした。特に緊迫した接戦のゲームはこういった走塁が勝敗を分けるといっても過言ではないぐらい走塁はとても重要な要素であることを改めて感じました。

また海外ではほとんどこういった走塁のテクニックに関しては教えてもらったことがない僕の経験からも走塁は世界に向けた武器にもなると考えます。

トーナメントの日本だからこそこの走塁の技術は高いものを持っている選手が多いですし、また現在プレーしている未来の世代の選手たちにはこういった技術を上げることで個人的なレベルアップと同時にチームも強くなっていくので日々の練習から意識してプレーしてみてはどうでしょうか。

最後に

試合を見るだけでいろんなことを学ぶことができます。僕自身も最初は誰も教えてくれませんでした。それでもたくさん試合を見てこういったケースには盗塁がある、エンドランがあるなどの傾向を掴み、さらにそれはなぜ起きるのかと考えれば、もっと野球の奥深さを理解することができます。

これを書いている僕自身も野球を完璧に知り尽くしているわけではなく、現在も試合を見て勉強していますが、少なくとも野球を知っている選手とそうでない選手では同じ能力を持っていても評価は知っている選手の方が上がります。
なので時間がなければハイライトだけでもいいのでみて野球を学ぶ習慣をつけるといいですよ!

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