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原点に立ち帰ろう。あなたはInstagramの情報を誰に発信していますか?|SNSマーケティング

こんにちは、SNSマーケティングを日々研究しているタナカです。

最近、企業の担当者の方であったりSNSについて悩みを抱えている方にコンサルティングをしていると、SNS運用で間違いやすいある一つの勘違いがあることに気がつきました。

今回はそんな誰もが間違えるSNS運用の小さな勘違いを説明できればと思います。少しでもInstagram運用で悩んでいる方の参考になれたら幸いです!!

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企業の情報は誰に発信するのか

結論からお話しすると、多くのSNS担当者の方であったり、運用をしている人が間違えやすいのが「誰に向けた情報を発信すればいいのか」という点です。

近年、Instagramの度重なるアップデートに"リール広告"や"まとめ機能"さらには"マップ機能"などより多くの機能が追加されています。
またリール動画に関するアップデートが多く、自社の情報や魅力をより効果的に新しいユーザーに届ける手法がどんどん増えてきています。
特に、ついに完全実装されたマップ機能により現地で新たな"スキ"を見つけ繋がることができる様になり、ビジネスで利用するためにはさらに効果的になりました。

これらの理由により、動画に力を入れる企業が圧倒的に増加し、新型コロナウイルスの影響もあり動画需要が加速したため「リール動画で新たな認知を獲得する」「動画をバズらせてアカウントを拡散する」ことに目を向けてしまいがちです。

重要なのはフォロワーの熱量

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上記でもお伝えしたように、多くのSNS担当者が勘違いしてしまうのが情報を届ける相手です。ハッシュタグ上位をいきなり狙うため多くの人に見てもらえるような投稿作成であったり、とにかく多くの人に認知を獲得しようとついつい原点から離れてしまうことが多いと感じることがあります。そのため"フォロワー数"であったり"インプレッション数"に重きを置いてしまい、なかなか集客や結果につながらない。そんなケースが多いです。

ここで一度、Instagramの基本的なアルゴリズムと一緒に誰に情報を発信するべきなのか考え直したいと思います。ちなみに"フォロワー数"や"インプレッション数"を追いかけるのが間違いなのではなく"順序を踏まずにいきなり追いかける"ことが危ないと言う点だけご理解いただきたいです。

◉Instagramの基本的なアルゴリズム

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ここからわかるようにまず第一ステップとして行うべきは「既存フォロワーからのシグナルを集める」ことから始めていきましょう。

既存フォロワーのシグナルを集める

企業や自分の発信はまずはここから始めることが重要です。簡単に言うとフォロワー外の認知やハッシュタグの上位を狙う必要はありません。まずは既存フォロワーにとって有益である必要があります。

シグナルとは"いいね"や"コメント"などフォロワーからのインタラクションを集める必要があります。つまり先述の通り既存のフォロワーにとって有益で「スキ」と感じる投稿をしていく必要があります。

シグナルを集める方法としては

◉投稿の間隔を3日以上空けない
投稿は2~3日に1回は最低でも定期的に行っていく必要があります。しかし、闇雲に投稿をしていけば良いわけではありません。あくまで"フォロワーにとって有益な情報"を継続していきましょう。

◉興味を惹く一貫した投稿
投稿間隔を3日以内に保ちつつここの点を注意する必要があります。今のユーザーはどんな投稿に興味があるのか、どんな投稿だったらコメントをしたくなるのか、アカウントにもっと興味を持ってもらえるのか、それらを考える必要があります。さらには「世界観」を作っていく必要もあります。美容院なのであればどんな美容院なのかを想像できるよう白を基調とした明るい写真で揃えるなど直感的なイメージも重要です。

◉インタラクション増加を誘導する
ユーザーがコメントやリアクションをしやすいようにストーリーでアンケート機能を使ったり、キャプションでは「~が気になった人はコメントで聞いてね」とコメントを促したりすることも重要です。

◉インサイトを分析する
「どんな投稿をフォロワーが求めているかわからない」と思った方も多いと思います。そんな時はインサイトを見てみましょう。インサイトで過去の投稿のインタラクションを見てどんな投稿が良いのかを研究しPDCAをとにかく回していくことが重要です。

また、もちろんアカウント作りも重要です。美容院であれば店舗の売りは何か、正確にはInstagramで売りたい技術は何かを明確にしコンセプトをしっかり定めて運用を開始する必要があります。

企業アカウント=コンセプトは1つに限定
個人アカウント=コンセプトは多くても3つまで

何かに専門的でなければなかなかシグナルは集まりません。グルメアカウントであればどこかの地域に特化してその地域の人だけに有益であれば勝手に拡散するのです。

既存のフォロワーへのリーチ確率が上がる

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既存のフォロワーにとって有益な情報の発信を継続し、フォロワーからのシグナルを集めると次第に既存のフォロワーへのリーチが高まっていきます。

フィード投稿やストーリー投稿は全てのフォロワーに見えているわけではなく、親密度や関係値がある程度あるユーザーにのみ表示れており、アカウントがどれだけシグナルを集めているかでフィードやストーリーが表示されるフォロワーの数は増えていきます。

ここのステップをしっかり踏まなければハッシュタグの上位や発見タブレコメンドへの露出を狙うのはかなり難しいです。

ハッシュタグ上位や発見タブレコメンドへの露出

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ここまでフォロワーにとって有益な情報の発信をしっかり続け、フォロワーからのシグナルを集めそれにより既存フォロワーへのリーチが増えて初めて発見タブレコメンドやハッシュタグの上位に投稿を露出させることができます。

ここのスタップを踏まずにいきなりハッシュタグの上位にある投稿を真似してみたり、ハッシュタグに上位を見続けているとここまで多くの時間を費やしてしまう可能性が高いです。

さぁ、原点に立ち返ろう。

ここまで読んで「確かに、新規の認知を獲得することだけをみていた。」と思った方も多いのではないでしょうか?
結論をお伝えすると多くのSNS担当者がリール動画の再生回数やインプレッション数などを追いかけ本来既存のフォロワーが求めていた、期待していたコンテンツからかけ離れてしまい、シグナルが集まらなくなり結果的に拡散力も落ちてしまいフォロワー増加が止まってしまいます。

一度原点に立ち帰って自分のフォロワーは何を求めていて何に期待しているのかを考えてみてください。

先程のアルゴリズムの解説は次回以降にできればと思います!


ここまで読んでいただきありがとうございました!LINE@では無料でSNSコンサルティングを行なっておりますのでSNS関連で発信方法や個人または飲食店などアドバイスできたらと思いますのでお気軽にご質問ください!

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