鈴木博毅

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学びが停止しない人になる方法はあるか?

学びが止まらない人になるには、どうすればいいのか。 だって、学びが止まらなければ成長も止まらない。 学びが停止していれば、あとは時代に取り残されるだけ。 書籍『失敗の本質』第3章では、旧日本軍人(陸海軍)の上級職が、いかに 居心地がよく変化のない環境に置かれていたかが引用されています。 ・思索せず ・読書せず ・上級者になるに従って反駁する人もなく ・批判をうける機会もなく ・式場の御神体となり ・権威の偶像となって ・温室の裡に保護された (引用元『太平洋海戦史』より)

    • 失速せずに成功を続けたい人と企業に役立つ一冊のご紹介

      面白いと感じた書籍のご紹介。 『ストールポイント、企業はこうして失速する』(阪急コミュニケーションズ)は、過去50年間にフォーチュン100社にランクインした500社あまりを分析した結果、優良企業が失速するポイントを提示しています。 企業であれ個人であれ、成功を継続したり、安定した業績をできるかぎり長く維持したいもの。でもどうやって「失速しない」が可能になるのか? 「大半の企業の成長が止まるのはなぜか」という疑問も提示し、その答えも教えてくれる便利な書籍。 本書は売上成

      • 日本の連合艦隊が敗北した理由:エリートたちが見逃していた、たった1つのこと

        指標の話、『「超」入門 失敗の本質』の内容で、続きです。 日本海軍の連合艦隊は、太平洋戦争の開戦前後で勝利を重ねた時期がありました。これもみなさんがご存じの通り、ミッドウェー海戦後は転げ落ちるように敗北を重ねて、最後は壊滅します。 「なぜ?」という疑問符が非常に多くつく状況です。 これが、最初から負け続けているならわかります。 しかし、日本の近海から東南アジアでの海戦で、日本の連合艦隊は非常にうまく勝ちを収めた海戦が続いた時期がありました。 海軍トップはエリート中のエ

        • 同じ行動を続けても、なぜ勝利が失敗になるのか?「超」入門失敗の本質、著者公式

          書籍『「超」入門 失敗の本質』は、相当な時間をかけて執筆した本です。当たり前ですが、原著の『失敗の本質』を読み通したのは、数回ではなく、10回目以降は数えていない、というくらいの修羅的な回数でした。 ただ、それはやはり理由がありました。 最初、言葉を優しくする、表現を平易にすることで原稿にしようとしたのですが、それではダメだったんです。 10行で書かれていることを、3行でまとめる、などはよくある短縮ですが、それは表現の平易化ではあっても、本質のエッセンス化ではないからです

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          自己紹介|鈴木博毅(16万部「超」入門失敗の本質、著者)

          はじめまして!ビジネス戦略コンサルタントをしています、鈴木博毅(すずきひろき)と申します。おかげさまで、過去15年ほどで商業出版のビジネス書を26冊程度、世に出すことができました。 現時点の代表作は、『「超」入門 失敗の本質』と『「超」入門 空気の研究』(ともにダイヤモンド社)です。 このnoteでは、書籍で書き切れなかったこと、私が重要テーマだと日々考えて研究、探求しながらも、書籍そのほかで発表しきれなかった原稿を発表していきたいと思います。 タイトルを掲げるなら、「

          自己紹介|鈴木博毅(16万部「超」入門失敗の本質、著者)