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意外と知らない 絵本出版への道

僕は これにした方が 良い!とは お話し 出来ませんが、
こんな 側面もあるよ、こんな 角度から 見たら こうだよね。
と言う お話を していきます。

あくまでも、人生の 決断を されるのは 皆さん 自身だ という事を
前提にして 頂ければと 思います。

まず 最初に 大切なのは、コンテストだろうが 持ち込みで あろうが、良い作品であれば 必ず 出版できます。
だから、良いものを 作るという事が 大切です。

ここで 言う良い作品 というのは、
特に 独りよがりではない 作品でも あります。
ある意味、絵本を 作ることには ルールなんて ありません。
自由で 良いのです。
でも、日々思い入れのある 作品を作っていると、
どうしても 客観的に 見られなくなって しまいます。
それは 僕もおなじです。
商業出版に 於いては、客観的に 見るということが 必要に なってきます。

それでは、別紙の表を 見てみると 絵本を出版するという だけでも、
いろんな 道があると 思います。

ある程度、一般に 知られているものに 僕の 認識を 追加してみました。

まず、絵本を 気軽に出してみたいという方には、

オンデマンド出版(注文した分のみ印刷され発送されるもの)が
お勧めです。
例であげている、こちらの yomo という サイトは

YOMO(ヨモ) | オリジナル絵本通販サイト (yomo-ehon.com)

原画や データを 送るだけで 無料で 登録できて、
サイト上で 試し読みしてもらい、
気に入った物を 購入していただく というものです。
Amazonでの 販売も 行われているものも あります。
なぜ、この話を したのかと 言うと、
yomoの 運営会社である ニコモで「おいしいあまもり」という 絵本を
商業出版 しているからです。

おいしい あまもり - はっとり ひろき | YOMO (yomo-ehon.com)

とにかく 絵本を 形にしたいという方は、こちらを 利用してください。

自費出版を 考えている方は

四国にある こちらのリーブル出版がお勧めです。

自費出版の費用を低価格で | 自費出版の費用の見積りならリーブル出版へ (livre.jp)

こちらは、第1回に 僕が大賞をいただいた ビルボ絵本大賞の 絵本を
毎回請け負っている印刷会社です。

ビルボ絵本大賞はこちら
ビルボ絵本大賞 (bilbo.co.jp)

第1回ビルボ絵本大賞受賞作
「そこで ええはな さかせてや」はこちら
そこでええはなさかせてや | リーブル出版 (livre.jp)

社長も非常に 素敵な方ですので 相談に 乗っていただけると 思います。

オンデマンド出版と、自費出版の違いは
リアル書店に 置かれるかどうかというところにも あるかと思います。


次に商業出版を目指している方に向けてのお話しをします。

ご存知のように、商業出版を 目指すためには 大きく2つ有ります。
コンテストに 応募することと、持ち込みで 採用して もらうことです。
コンテストにも 大きく分けて 2種類あります。
著作権保持型と、著作権譲渡型です。
これは 絵本作家として非常に 肝心なところですが、見過ごされがちです。

著作権保持型は、印税タイプです。
コンテストによっては 賞金に 印税が含まれる パターンも あれば、
別のものも あります。
著作権譲渡型は、基本賞金のみで 著作権は 主催者の物と なります。
それを わかったうえで 応募していただければと 思います。

後々、その作品が 増刷されても、海外へ 版権が 販売されても著作権が 無ければ 寂しいですが 関係なくなって しまいます。

もう一点 重要なのが、審査や 受賞後の 出版までの なかで
プロの 編集の方が 関わっているか(出版社が関わっているか)

というところです。

例えば、
こちらの講談社絵本新人賞
第44回(2023年) 講談社絵本新人賞 応募要項 - コクリコ (kodansha.co.jp)

いっぺん やって みたかってん - 講談社コクリコ[cocreco] (kodansha.co.jp)

第39回講談社絵本新人賞受賞作


こちらは、新人をサポートしていただける 環境が あります。
次回作の 相談に 出版社の方から 丁寧に声を 掛けていただける 事は、
大きな 安心感 でもあります。
絵本作家に なるだけではなく、絵本作家で あり続けるために
自分のなかで大きな 柱となっています。

MOE創作絵本大賞
絵本作家を目指す方へ|絵本のある暮らし|月刊MOE 毎月3日発売 (moe-web.jp)
このコンテストを 開催している 白泉社は、
月刊MOEを 発行している こともあり
MOEの創作絵本大賞になったら、月刊MOEに掲載してもらえます。

ピンポイント絵本コンペ
NEW: 第24回ピンポイント絵本コンペ応募要項〜2023年〜 | Pinpoint Gallery
受賞作品を ピンポイントギャラリーに 多くの 編集の方が 見に訪れます。

この 3つの コンテストは 歴史もあり コンテストに 出す場合
最優先にした方が 良いのでは と思います。

特に、
講談社絵本新人賞は プロの参加は 認められていません。
別の 言い方をすると、講談社絵本新人賞は、
アマチュアオンリーの コンテスト なのです。
そのうえ、受賞後のサポートが充実しています。
※(食らいついて いくのも 当然ですが)
佳作の方にも 仮担当の編集の方が 付きますし、
作品に よっては 出版されたことも 過去には 有りました。

一次審査を 編集の方が 行っています。という事も有り、
僕としては はじめは講談社絵本新人賞しかないと思っています。

これは 気がついていない方が 多いと思いますが、
誤解を 恐れずに 言うと、良い作品を 作っているにも かかわらず
コンテストに 出していない方が 多いという ことです。

なぜ こう思ったのか と言うと、僕は 絵本の塾に 行っていたんですね。
そこには 出版されても おかしくない、コンテストに 出したら
賞を 獲れるはずなのにな、という方が 大勢いたのです。
ところが その中で コンテストに 応募していた方は
ほとんど いませんでした。
そこで コンテストは チャンスだと 気がつきました。
僕が 主催している LINEのオープンチャットでの アンケートの 結果では
どうしたら 出版社への 持ち込みが 出来るのかを 知りたいという 回答が
一番 多かったのですが、僕は ある意味 形は違うけれども、
コンテストは、真正面から持ち込める場所でもあるのではないかと
思っています。

講談社、白泉社、その他の編集の方が正面から自分の作品を
見てもらえる場所だと思います。
もしそこで出版に至れば、逆に後々の売り込みが非常にやりやすいのです。
王道を真正面から突き進んでいただくことが一番お勧めなのです。

持ち込みについて僕が行ったのは、個展です。
出版社にアポの電話を入れ、時間を割いてもらい合いに行くのは
その後にしました。
個展は、
北青山にあるギャラリーハウスマヤです。
GALLERY HOUSE MAYA (gallery-h-maya.com)

他にも
ピンポイントギャラリーもお勧めです。
Pinpoint Gallery | 東京都渋谷区渋谷区神宮前PinpointGalleryオフィシャルサイトです。
そこで個展を する場合、ギャラリーの リストにある 出版社にも
案内が 行きます。(料金はご確認ください)

個展は、確かに お金は掛かりますが、作品を 販売する 以上に、
編集の方が 見に来て もらえるのです。
こちらから ではなく、わざわざ 来ていただいたのです。
僕を 目当てで来ていただいたのも ありますが、聞くところによると
週末に 新たな作家が いないかと 回っている のだそうです。
お会いできた 編集の方には、その場に 持って行った たくさんの ラフを
見ていただきました。
これは 僕の事例ですので、皆さんに あてはまるのかは わかりません。
でも、言えるのは
講談社絵本新人賞を 受賞したから その後が やりやすくなった
という事 だと思います。

もうひとつ、
次回作に繋げるのに大切なのは、今作っている作品です。
今作っている作品が良ければ(良いというのはいろんな解釈ができますが)
その作品が一番の広告になります

最後に、

絵本作りは自由です。
めちゃめちゃ自由 なんです。何でも ありです。
僕は、他の作家と同じものを 作りたくないのです。
だからこそ、絵本は 基本的にこのような 構造なんですよ という事を知って
それを 踏まえて ズラして いけたらと 思っています。
オリジナルオンリーで 受け入れてもらえる程 甘くないです。
突き抜ける 情熱を 持ちつつ、冷静に 構造も 知っていくのは
悪くないのではと 思います。

最後まで 読んでいただき、ありがとうございました。
このようなお話を、期間限定にて(2024年春頃まで)
 こちらの LINEオープンチャットでは たくさんお話ししています。
絵本を作ってみたい、絵本つくりに悩んでる、独りで作ってるとわからない
という方は、お気軽に ご参加ください。
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