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チームでオフィスを持ちました!(Gatherにね)

 皆さんはGather.townってサービスを知っていますか?

 いわゆるバーチャルオフィスの類です。最近だとoViceとかが有名どころかなと思います。

 これらのバーチャルオフィスサービスは、リモートワークが日常になると立ちはだかるコミュニケーションの壁を打破するための大きな打ち手になります。

 ぶっちゃけ、どのくらい良いかは「百聞は一見にしかず、百見は一体験にしかず」だと思いますが、何がいいのかを書いていこうと思います。

なぜ、始めたのか

 元々、私たちのチームは3月からリモートワーク主体の開発チームです。9月から配属された新入社員とはまだあったことないメンバーさえいます。

 そのため、4月くらいから始めていたのは

(社内公式ツールの)Google Meetに常に入りっぱなしにする」という打ち手でした。

これによって、

・「ねーねー。あのさー」と話しかけることができたり、
・「今から一緒にやりますか」と突発的なモブ作業

も可能です。これはこれでやらないよりは100倍良い。

しかし、最近では、モブ/ペアプロが日常のため、それぞれが別のURLに散り散りになってしまうことにより、

・2~3人しかこの世にいないのかもしれないといった謎の孤独感
・自分たち以外が何してるか分からない。世界がゾンビに襲われていて、自分たちだけが生き残ってるのかも。という謎の孤立感

を感じてしまいがちでした(当社比)

そこで、昨日からやり始めたのがバーチャルオフィスの導入でした。

まずは oViceを使ってみた

 まずはoViceを使ってみました。

「なかなか良い!」

そこには今までになかった

・何やってるかをちょっと覗き見ができたり、
・アイコンが動いているので、一人じゃない感
・休憩や離席も一目瞭然

という状態がありました。

では、なぜ僕たちがGatherに移行したのか。それは・・・

「より、楽しそうだから!」

でした。

Gatherの何がいいの?

 まず、 Gatherとは何かですが、こんなサービスです。

そう、「スーファミのような2Dのドット絵の世界」なんです!

これは教育分野で近年注目されている「ゲーミフィケーション」の考え方がとりこまれた好例社にも感じました。


しかも、自分達の城(オフィス)が持てるので、なんかワクワクします!

では、ここで僕たちがどんな使い方をしているかを紹介します。

ちなみに参考までにうちのチームはこんな感じです。



① 論理出社 ~ 朝会

まずはみんなGatherに出社すると、会議室に入ります。

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 会議室では全員の声が聞こえて、カメラのON/OFFも画面共有もできます。

しかもテレビに近づけば、あらかじめ仕込んだ動画を再生でき、ホワイトボードに近づけば、バーチャルホワイトボードが起動します。

 そのほかにも自分達が使いたい資料をURLとともに机に置くこともできます。

② 今日の朝会にて。

 そして、今日の朝会であったのがこんなこと。

これ、めっちゃよくないですか?

そしてちゃんと相談に来てくれました。

スクリーンショット 2021-01-27 17.34.48

③ 昼休みにリビングにて

 そして昼休みにはなぜかみんなちゃんと律儀にソファーに座って休んでるアピールw

 これもまたなぜかやっちゃう面白い現象です。

そして・・・

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ふと目を向けると床に散らばるゲームたち。

そう、Gatherの中ではこんな感じでみんなでできるゲームもあります。

④ 終業時間に

 話は飛びまして、私たちのチームは残業をするか否かをチームで決めてます。

 今Sprintは、全員残業する/しない を決めて働いています。

 今日は、残業なしの日ということもあって、提示になると・・・

おもむろに「蛍の光」が流れ始めました。

 そう、館内放送のイメージでオフィス内に就業の合図が流れたのです。

まとめ ~Gatherでもたらされたもの~

 では、改めて真面目に振り返っていくとGatherが私たちにもたらしたものは何でしょうか?

・ 同じ空間にいるということが視認できる安心感
・ゲームのような体験(UX)で得られるワクワク感
・モニター越しのコミュニケーションを忘れられるUI
・現実世界と離れすぎないことで得られる没入感

かなと思います。

 と同時に、「こんなのあるよ」とURLをSlackに貼ったら、すぐにみんな入ってきて、「もうこれでよくない?」とすぐに適応するチームに深く感心をしました。

日頃のAgileなマインドを実感できるエピソードでもありました。

話は戻って、Gather。

皆さんもぜひ、試してみてください。

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主にPjM、PO、セールスエンジニア、AWS ソリューションアーキテクトなどを務める。「映像業界の働き方を変える」をモットーにエンジニア組織を超えたスクラムの導入、実践に奔走。DevLOVEなど各種コミュニティーにおいてチームビルディングやワークショップのファシリテーションを行う