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新しい相棒!ニコンのヨンニッパ

小学四年生の頃、Nikon Coolpix P100を使い、コミミズクたちを撮り始めてから、D3100とアラスカへ行き、D7100と関東平野の野鳥たちに会いに行き、D850と山へ通ってきました。13年間ずっとニコン機ですが、今回新たな仲間を迎えました。

撮影 上園了慶


自然の中では、あらゆることが一期一会なので、一つ一つのシーンに対して、これが巡り合う最初で最後の機会だということを思い始めたのは、いつごろのことでしょうか。

大学に入ってから長い間、中学生の頃両親に買ってもらったNikonD7100に、AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VRをつけて野鳥や動物たちを撮っていました。

6、7年使っていたD7100も調子が悪くなり始めた頃、D850に機材を変更しました。

それから、今まで撮ってきたあらゆるシーンを850で撮り直そう!なんて思いながらフィールドに入ってきましたが、なかなか上手くいかず。1月に100ページの写真集を自作しましたが、850で撮ったものも、7100で撮ったものも、同等に作品として並んでいます。

7100で出会ったものに、もう一度出会うなんて無理なんだなぁ、、と、自分の写真集を見てて思うのです。ゴールデンウィークから行う個展のDMに使った2枚も、7100と撮ったものでした。

と、いうことで、あらゆることが一期一会なので、常に最高の写真機でそのシーンを迎えたい。そんな思いで、AF-S NIKKOR 400mm f/2.8E FL ED VRを買いました。

野生の生き物との出会いは、本当に一瞬のことです。日の出と共に山へ入り、陽が落ちてから出てきても、ほんの数十秒であることが多い。けれど僕にとって、そんな時間が、人生の中で最も密度の濃い時間です。シャッターを切ることで、感情を書き留めておくことで、後でそれらを見返せば、ふと、その時間に帰ることができる。レンズがAF-S NIKKOR 400mm f/2.8E FL ED VRになり、より安心してシャッターを切れるようになったと思います。既に山のカモシカ、新宿のドブネズミ、地元のフクロウなどの野鳥たちに会いに行き、レンズに自己紹介は終わったかな、なんて思ってます笑 

けれど、なかなか学生が機材費を捻出するのは難しい。授業でも生き物探しでもない時間に、たくさんバイトを入れよう!という一心でいたら、扶養を超えてしまいました、、。フィールドへの移動費も稼ぎたいし、機材も欲しい。そんな学生は扶養は超えないように気をつけてください、、。

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