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日記代わりにグーグルマップを使ってみると面白い
よく、前日の会合や会議に参加した人について、情報や関係先をまとめてリスト化したはいいが、後になってメモの走り書きを見返すと、ぐちゃぐちゃになって分からない!ということはないだろうか?
自分はよくある。
ありすぎて困るくらいだ。
メモは紙とペンを使え!
なんて言われて、試したけれど、todoと日記とがごちゃ混ぜになって、何処までメモしたらいいか分からないし、そもそも走り書きが雑すぎて読めない…なんてことも。
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特にあるあるなのが、お酒を飲んでいる席などで、思わぬ交友関係が拡がったとき、次に繋げたいけど名前とフックとなった会話が思い出せないことである。
ビールを片手にペンでメモを取るわけにもいかない…
翌日寝てしまうと、うっすらと思い出せても、あれ?昨日の二次会の店名はなんだったかな?とそのまま放置してしまい、目覚めとともにスッキリと忘れてしまう…
せっかく「業界マル秘情報」を教えてもらったのに…二日酔いで忘れたために、ひょっとしたら機会損失していることもあるかもしれない。
そんな覚えがある人に、ぜひオススメしたい習慣がある。
それはグーグルマップを日記代わりに使うというテクニックだ。
大体飲み会の席で聞くことといったら、天気の話に始まり、休日の過ごし方、今のファッション、トレンド、好きな料理、オススメのレストランなど…とほぼほぼパターンが決まっていると思う。
だったら、そのテンプレを先につくっておこう。
たとえば
グーグルマップのお気に入りリストを表示
↓
○月○日の○○会場で××のセミナー(ここまで事前に済ませる)
↓
会合で知り合った人の職場などをピンで表示
↓
ピンを刺したメモ帳にその人の特徴、何を話したかをメモする
グーグルマップで纏めるメリットは、リスト表示の設定により、他の人との繋がりが近くにいることが一目で分かることにある。
なにしろ一画面で可視化されるので「ああ、あそこの職場ですね、○○さんの会社があるところで~」となり、「○○さんね、知ってるの?」と繋げ、さらに「実はこの前○○のとき一緒になりまして~」とそこから一歩踏み込んだ関係になることができる。
ほかにも、飲みの席で知らない人から聞いた「オススメの穴場スポット」や「美味しいレストラン」を教えてもらって「行ってみたい」のピンを刺してメモするのもいい。
その隙に話してくれた人の情報もコッソリ書き込んでしまおう。
後日そのお店に訪ねて、店員とお話するときに「常連の○○さん知ってますか?」とフックになることがあるからだ。
このやり取りを積み重ねるとビジネスで使える一コマになることがある。
メモするべきは情報よりも経験
それともう一つ重要なのは、メモするべきは、役に立つかどうかが基準ではなくて、その人から受けた経験談や印象だということだ。
実はなにかの引き出しとして使えるのは有益な情報そのものより、その人との経験であることが多い。
今は役に立つ情報や知識なんて、今ではネットでいくらでも転がっているし、最近ではAIが勝手にオススメしてくれる。
もちろんそれも重要なのだが、その人からもらった体験というのは、直接人と会うことでしか得られない。
まず知識だけの繋がりでは、ここまで深い関係は築けなかっただろう。
したがって自分は人間的な感情の揺さぶりをメモの優先事項においている。
経験をメモにして見返して、その人との繋がりを自分のものへと引き寄せられたならば、人として成長し、一層深みが増すように評価されるはずだ。
なおSNSをメモ代わりに使っていたこともあるが、日常的なタスクを綴る程度なら便利な一方で、記録帳として使うとなると無駄な情報が多く、さらにスワイプしないと必要な情報が出てこないのがストレスになったので、今ではグーグルマップのみに落ち着いている。
グーグルマップを日記帳がわりに。
地理の知識も深まるので、ぜひオススメしたい。
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