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【これからの企業研修において大切なこと3つ 2020/05版】

コロナ禍において、
オンライン研修を企画実施する機会を頂きました。
その学びをキーワードでまとめます。

[実績]
①急遽 約90名の新卒研修をオンライン化したり、(企画、運営、提供)
②100名を超える企業様のオンライン研修を担当したり、(提供)
③10人未満の企業様のオンライン研修を担当したり、(企画、運営、提供)
④大学の授業 1講座のオンライン化(企画協力)
⑤①番の新卒の皆さんに、
 フォロー研修を配属先ごと13グループに分けて実施
(企画、運営、提供)

という前段の元、さぁまとめ、行ってみよう!

【1 : 研修は今日だけじゃない、日々が研修なんだ!
同期、非同期というキーワード】

集合して7〜8時間研修する仕立てが多かったですし、
ゆえに、それをオンラインで、となる思考はわかるのですが、
8時間もパソコン見てらんないです。笑

そこで、同期(Liveで繋がる時間)と
非同期(繋がってない時間)という概念を持ち込み、
各自テキストを読んだり、動画を見る時間を取る、
その学びをTeamsでの投稿や、Formsでのテスト機能で
(Office365使いなら、わかりますよね!?w)
アウトプットにフィードバックという、そんな工夫をしました。

今後も、集合して長時間という機会は減っていくでしょうから、
非同期の選択肢も持ちながら学びの場をつくっていくといいと考えてます。
(参考となるのは、進研ゼミやスタディサプリ?!
 その視点で見てみると本当作り込まれていてすごい)

【2: 講師はYouTuberではなく、コーチであれ!
(しかし、インスタグラマーやラジオパーソナリティは意識しろ)】

非同期を取り入れたとしても同期時の情報伝達パートが出てきます。
この時にYouTuberばりのテンションとアクションが必要だ!
という方もいますが、自宅で知らないYouTuberの動画みたいですか?と。
(新卒で言えぼ、中々に歳の離れた方の、、、ねぇ)

それよりも、情報伝達は別途動画を作ってみてもらって、
その学びを振り返る、参加者の声をチャットやリアルボイスで拾いながら
学びを作っていくことが大切です。

100人単位の研修であれば、チャットでのコミュニケーションは、
さながらインスタLive(インスタグラマーのコメントの扱いって絶妙)
リアルボイスをチャットや声で拾いながら学びを進めるのは
ラジオパーソナリティ、そんな意識が必要です。

とはいえ、結論、
受講生に学習目標を達成してもらうことが
ゴールですから、そこに向けたコーチである、

それがー、一番だいじー。です。

【3: 一度の体験も好きです、でも短い時間で、
たくさん会えることも大好きです。
少頻度1日集中大人数から多頻度継続少人数の学びの場づくりへ】

冒険教育の学びも大好きなわたしは、
少頻度1日集中大人数だからこその
学びがあると信じています。
(いやー早く現場をやりたい)

一方で、その場をつくることの
クライアント側の
金銭的コスト、調整コストも知っています。

そういった機会を有効に使いつつ、
今まであるようでなかった、
学習者目線の多頻度少人数の学び場づくりが、
オンライン研修の受講環境が整うことによって
やりやすくなってきていることも事実。

より学びの場づくりは、
「イベント型」から「プロジェクト型」へ
変化をしていくと思います。

そしてこれは、どちらか、という話ではなく、
キックオフやクロージング、
もしくは、学びの山場!のような場は、
「リアル集合」に、そしてその間の学びは
「オンライン」にて経験学習モデルを回すような形になっていくでしょう。

企画側はより、
パフォーマンスコンサルティングの視点や
PBL型の学びの場づくりが求められていくのだろうと感じています。

※オンライン研修は低コストか、
というと実際はそうではなく、対象者に合わせた環境づくり、
非同期フォロー用の教材やラーニングコミュニティづくりといった
初期投資はがっつりかかるのですが、、、
毎度開催のコストは下がるかと。

と、まぁ、ツール話に終始する、
昨今の学びの場づくり関連のテーマに飽きて
違った観点を、自身のまとめとして
記してみました。

今後の学びの場づくりをする方の
参考に少しでもなれば。

こうしたことを考える機会を頂いた
クライアント企業様
一緒に場づくりをしてきたお仲間の皆様
そして、
成長の機会を頂いた受講生の皆さん、
感謝の気持ちを込めて。

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