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おはようございます、
廣木雄一郎です。

幼い頃から、よく「失敗するな」、「ミスするな」、「迷惑をかけるな」と大人たちに口を挟まれて生きてきたなとふと思い返します。大人になり社会に出てからもこの言葉を聞くことは多々ありました。ただ、挑戦し続ける人生にしたいと思い始めた24歳の終わりから、この言葉に少しずつ違和感を感じ始めました。そもそも失敗の意味とは何だろう。

失敗とは…
物事をやりそこなうこと。 方法や目的を誤って良い結果が得られないこと。 しくじること。辞書から引用

要は、「うまくいかなかった経験」ですが、失敗という言葉にどんな意味を付けるか、どんな価値を付けるかは、人それぞれです。昔は、失敗とはネガティブなもので、失敗とは良くないものと解釈していました。

でも、自分の人生を冷静に客観視すると、失敗という経験があったから成長できたんじゃなかなと振り返れるようになりました。この失敗に対する解釈の仕方の違いが24歳から、この失敗という言葉に対するちょっとした違和感に繋がっていったんだと思います。

スポーツ、ビジネス、経営の世界で活躍する方々は、そもそも失敗を失敗とそのまま解釈していないのです。例えば、

「失敗は成功のもと」
「失敗は成功の母」
「失敗は成功するために必要な経験」


失敗とは、とても生産的な出来事であり、うまくいくために必要な経験と解釈しているから、失敗を恐れず、挑戦し続けることができるのです。大人になるにつれて、知らず知らずのうちに、失敗とはよくないものだと捉え、過度に失敗を恐れて、何もやらなくなってしまう。冒険できなくなってしまう。

失って、何が悪い。失って、得られるものがある。
敗れて、何が悪い。敗れて、気付くことがある。

だから、これからは多くの人たちが、失敗という言葉を好きになるくらい、失敗という経験が愛おしくなるくらい、失敗という経験を大好きになるくらい、失敗をしたことで良かったやんと言える世の中になるくらい、失敗の概念を変えていけたら面白いなと思っています。

廣木雄一郎

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