ゴルフで悩んでる方へ。⛳️
本来のゴルフレッスンとは??
僕は今のレッスンのあり方に前から疑問を感じていた。
なぜそう言えるのか?
このポイントはいくつかある。
本来、解決できたら卒業したっていいはずなのに、卒業されてしまうと収入が減るというビジネスモデルのため、継続的に通ってもらわないと、レッスンプロの収入が減ってしまう点。
→解決策(案)
これは、途中から何にお金を払っているのか?が変わっただけなので、卒業した後でも、継続的に関われる余白を提供してあげることで収入につながり解決が可能に。(情報提供から信頼関係へ)それは、今でいうところの、 ⚫︎オンラインサロンや⚫︎ファンクラブである。
昔は、レッスン需要の方があったかも知れないが、
今は供給過多(ゴルファー人口は減少しているのに、毎年レッスンプロは増え続けているため)になりつつある。
また、ゴルファー人口増えてるよ!と思う方もいると思いますが、人口ピラミッドを見てもわかるように、既存ゴルファーの平均年齢はとても高い。 なので、あと数十年後には一気に減る可能性がある。
定年後にゴルフを再開される方や、新卒や若手が仕事の都合で始める方は、毎年一定数いるので、周りでゴルファー増えてるという錯覚に陥るのですが、それはそういうタイミングなだけ。
そこから考えなくてはいけないのは、
持続可能性を創り出すことだ。
現に、2002年の1370万人をピークにどんどん下がっていて、今は約670万人と言われてる。
ちなみに、ゴルフ場の数は、2150コースほどで、アメリカ、カナダに次ぐ第3位だ。(国土の差を考えると恐ろしい数のゴルフ場が日本の中にある)
先程、卒業制の話をしましたが、
レッスンプロ側に、卒業させられるだけのスキルがない場合が多いのです。
これを話す前に、僕が疑問に思っているレッスンとは、ティーチングのこと。(伝えて終わり)
学校に例えると、みんな同じ授業を受けてるのに、みんな点数違いますよね?
要するに、ティーチングだけでは、100点は取れなくて、自分の努力が必要不可欠であると言うこと。
それと、ゴルフは右脳も左脳も使わなくてはいけないので、ロジックだけで固めても基本うまく行かない。
なので、情報だけを詰め込みたいのであれば、YouTubeのコンテンツの方が圧倒的に質が高く、しかも無料だ。
ほんとティーチングだけでは、
上手くなれない時代がきている。
では、本質的に課題を解決するためには何が必要なのか?
それを考えて作ったのが、この要素分解シートだ。
皆さん、これをみてどう思うだろうか?
何が足りない要素があればぜひ教えて欲しい。
まず、なぜ今のレッスンでは、課題解決ができないのか?また同じミスが起きるのか?
それは、この表でいうところの、
結果
↑
行動
のところだけを改善しようとしているからだ。
この間には、人がコントロールできないものが存在しているのにも関わらず、その結果をみて、もっとこうしたい!なんでそうなるの?と悩んでいること自体が自分を苦しめている。
だからこそ、結果にとらわれず
それまでに自分ができること全てをやること。
ボールを打つまでの言動がとても大切なのだ。
長年のレッスンを通して、僕はそれに気づくことができ、ゴルフスイングをするまでに自分が行った意思決定プロセスと、パフォーマンスに関わる大切な要素を言語化してみた。
話がずれたので元に戻そう。
行動
↑
思考(そのためにどうする)
↑
欲望(飛ばしたい、入れたい)
↑
無意識(景色や風、前後の出来事や会話)
↑
準備(マネジメント、ストレッチや朝の練習)
↑
生活習慣(姿勢や食事、思考パターン)
がある。
まず、なぜミスしたのかを、
この順番に考えると、どこかにスイングが悪くなってしまった感情的な原因が隠れている。
そこから見えてくるのは、ミスした時、ナイスショットした時の、
捉え方のパターンや言動のパターンだ。
そもそも。
ミスかどうかを決めるのも自分の捉え方次第。
要するに、ミスしたのは、
スイングのせいではないのだ。
そしてそれが起きた原因を、意思決定までのプロセスをたどって言語化することで見えてくる思考パターンがある。
それを抜け出し、
課題解決に向けて前進するためにも、
スイングが悪くなった時、それまでの言動や意思決定プロセスを探るのが、本質的な課題の解決になるのである。(それ以外にも、睡眠時間や食べたもの、着ている服の色、まとってる香りなども要素としてある)
ただ、それをできているレッスンプロは非常に少ないと考えている。
先程もお話ししたように、このようなレッスンになるためには、
1点目のレッスンのビジネスモデル問題の解決することも重要であると思う。
卒業してしまうと、単純に収入が減るから辞めてもらうと困るのだ。
そして、今は供給過多なので、新規のお客様を見つけるのも難しいこの時代ではなおさらだ。
なので、レッスンのビジネスモデルを
卒業制にして、その後関係を持ちたい場合は
オンラインサロンやファンクラブというコミュニティという形でお金をいただける導線を用意してあげる。
ということが進んでいけば、
他にも、問題があるとしたら、途中でもお話ししたように、ゴルフに触れるきっかけが日本は強制的というか、ネガティブすぎるので、
それもなんとかしたい。
そもそもいきなり練習場でボールを打つなんてことはハードルが高すぎる。
なので、パターやアプローチから触れられる場所を作ることも急務である。
とにかく、日本独自のゴルフ文化も終わりに近づいてきたというか、
若い世代が新しいゴルフ文化を創る時代が来ていることには間違いはない。
あともう1つ思うことがある。
いきなり、上手くなりたいならレッスンに通う!でもいいが、その前に!
何の為に?どのくらいの期間通うの?なども決めてみてほしい。
もっと掘り下げると、
自分には、ティーチングが必要なのか?
コーチングなのか?
目標は、スコアを縮めたい!なのか?
飛距離を伸ばしたい!なのか?
それによって、手段もスキルも変わってくる。
もしYouTubeで事足りるのであれば、
その浮いたお金をコースでの練習に当てた方がよっぽど成長できる。
なので、それを踏まえた上で、
どんなプロに習えばいいのか?
そもそもレッスンが必要なのか?
を判断して欲しい。
本来、プロもそれぞれ得意分野がある。
それもレッスンを受ける側が判断して欲しいが、
この時代にレッスンプロの情報をお客様の手の届く形で置いていないので、ちょっと酷すぎる。
本当にお客様のことを考えるのであれば、
何ができて、何ができない。とオープンにするべきだと思う。
そしたら、お客様も選びやすくなるし、ミスマッチは起こりづらくなり、お客様の満足度も上がると思う。
それを見てお客様がレッスンを受ける受けないを判断する時代になって欲しいと心の底から思うし、
そうできるキッカケをつくりたいと思っている。
そのために今僕ができることは、
こうやって発信して、行動することだ。
必ず変われると信じてこれからも
ゴルフ業界に向き合っていきたい。
(※もちろんティーチングでたくさんの方の課題解決をされてる方もいるし、それぞれの人が自分なりのロジックを持っているので、これが全てではないし、他のやり方を否定したいわけではない。ただ、そうではないプロが大多数いることを知って欲しかったのだ。レッスンもビジネスである以上、お客様の数が現状生きていく上では命なのだから。)
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