象を食べるには一口ずつ...【コロナ後遺症日記6/13】

今日も昨日から引き続きCrush。
久しぶりにこの背骨を抜かれた感じを味わう。
床から身体を起こすのも、椅子に座っているのもつらい。
それでも、今日は参加している認知行動療法のプログラムの電話ミーティングがあるので、朝から宿題の場所を読む。
このプログラムは、基本的には、この協会の教科書を使って、認知行動療法を自習していくプログラム。ただ、コーチがついて、1週間~2週間に一度電話で進行状況を確認したり、疑問点に答えてくれるシステム。前回は、ガイダンスで、今回が初めてのセッション。昨日まで全く読む元気がなかったが、宿題をギリギリにやる習慣があるからか、時間ギリギリにやっぱり読もうと思い経つ。やっぱり自分は試験がないと勉強しないタイプ笑
読み終わったらちょうどコーチから電話がかかってきた。

今日のテーマは【抑うつ気分を理解しよう】
抑うつ気分は、以下の5要素がお互いに絡み合って引き起こされ、お互い増強し合って、悪化していく。
①困った問題・自分をとりまく環境・人間関係の変化
②それによって起こる思考の変化
③ それによって起こる感情の変化
④それによっておこる身体の変化
⑤ それによって起こる行動の変容

例えば、なにか仕事上でトラブルがあると(①)⇔ ②自分はダメ人間だと思うようなネガティブな思考が生まれやすい ⇔③ ストレスや不安の感情が生まれる ⇔ ④ 不眠、疲労がたまる ⇔ ⑤ 出かけたり趣味などを行う元気もなくなる
こうなって、さらに悪循環に陥って、抑うつ気分が続くようになる。
この①~⑤の要素は複雑に絡み合っているので、抑うつ気分になった時には、それぞれの要素にアプローチする必要がある。
分析すると私は、チェックマークが多いのは、③~⑤

抑うつ気分が脱するには、『自分で変わりたい』と思うことが大切。
10年後の変わって人生をエンジョイしている自分を想像して、今の自分への感謝状を書くのはどうか?と言われたが、それをやるエネルギーはないし、それをかける気がしない。そもそも、正直、今は変わりたい、変えたいと思うほど元気がない。変えたいと思っても、それを努力するエネルギーがないと正直に言ったら、それでいいと。こうやって電話にでただけでOKと。

とりあえず、ワークを出すのでそれだけはやってみよう!と励ましてくれた。ワーク1は、鏡と冷蔵庫に、自分を励ます言葉をポスト・イットに書いて貼る

ちょうど、少しずつ読んでいるルイーズ・ヘイのライフヒーリングも変わりたいと思っても抵抗を感じるのが第一関門と。『私は変わりたい』と書くのがいいとあったので、『私は変わりたい』とポストイットに書いて、いつも座る机の前と、洗面所の鏡に貼った。

ワーク2は、プログラムの教科書を読む計画を立てようと。
”毎日少しずつでもワークブックを読む”をやってみようと。
1日どれくらい読めそう??と聞かれたので、”うーーん、15分くらい”と答えたら、”それなら、10分でいいよ。うーーん、やっぱり6分から始めよう”
最初の目標は、低くていいからねと。
『象を食べるには、一口ずつ!できることを少しずつでいいよ!』

午後は主治医の先生の電話診察。
サインバルタを飲むのに副作用が怖いと感じること、今は副作用に耐える元気がないと思うので、始められないことを正直に話ししたら、不安のないパキシルをごく少量から始めてみようと提案してくれた。
この先生は、本当に話し方が上手。信頼の置ける先生に出会えて本当にラッキーだと思う。
というわけで、今日からパキシル10mgから服用開始する。

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