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漢方の先生に懸案だった乳製品の是非について質問!

今日は2ヶ月ぶりの漢方の先生のオンライン診察。
度々書いているが、コロナ後遺症の再増悪昨年の8月に、不思議なご縁でつながった漢方の先生。この漢方が、私のコロナ後遺症のメインの治療。
全く寝たきりになり、目を動かすことさえつらく動けなかった、昨年の8月の初診。
”そのような症状であれば、飲んで1週間でトイレに自分で行けるようになりますよ”と言われた通り、漢方を飲み始めて一週間でとりあえず、家族の支えなしにトイレに歩いていけるようになったのには驚いた。
その後も、その時々の症状に応じて処方を変更しつつ、今の今まで、飲み続けている。
コロナ後遺症自体の症状も改善にあることも感じているが、コロナ後遺症自体、40代女性に多いというだけに、元々何らかの体質がある人がなりやすいのではないかと思っていて、漢方でその元の体質から改善できるのではないかと期待している。

前回の診察は日本にいた10月半ばなので、2ヶ月ぶり。
いつも柔和な笑顔の先生の画面が向こうに現れる。
”日本からカナダに帰って、1ヶ月ほど動けなかったとメールに書いてあったけれど?”からの会話で、問診が開始。

【先生の質問も含み、事前メモを元に報告したことは以下の通り】
・日本滞在の1ヶ月は、慣れない環境とムチウチの治療や大学病院の検査なども入って、今までになく辛く、ずっとクラシュ状態だった。

・以前から持っていた、自分の症状を観察してきて、クラッシュを和らげるのに、ステロイドミニパルスをしたらいいのではないかというアイディアを大学病院の先生に賛同してもらえ、ステロイドを試験的に処方してもらった。また、大学病院の臨床研究に参加することになり、睡眠情報をトラックしているので、自分の睡眠状態をより具体的に把握できるようになった。

・ちょうど帰国前に、クラッシュしているのにどうしてもこなさないといけないスケージュールもあり、カナダへのフライトもあったので、ステロイドパルスを試したところ、やはりクラッシュの症状(リンパ浮腫や筋肉痛)が和らいで、クラッシュを乗り越えやすくなることが、確認された。ただ、症状があると無理せずに休むが、ステロイドで抑えてしまうと、一時的にも症状が緩和されるので、無理してしまう。ステロイド中止後のリバウンドもあったのか、カナダに帰ってきてから1ヶ月は時差ボケも相まって、動けず、11月の終わりにやっと体調が落ち着いてきた。

・ステロイドミニパルスについては、やはり身体の症状をマスクしてしまうので、最後の切り札にすることにして、その後は一度も使っていない。むしろきちんと自分の症状に従って休むようにしている。

・カナダに帰ってきて、カイロプラクティックや鍼などのムチウチに対する治療が日々のスケージュールに余計に入ってきたし、その治療に通うとその後倦怠感が出るので、交通事故前の様に散歩に行ったり、少し友だちと会ったりする余裕がなく、生活が全て治療だけになっている。
ただ、少しずつまたベースラインが上がっている自覚はある。変化があったとすれば、寒い季節になり、手足の冷えが少し気になってきた。

・カナダにいると家族が少ないので、無理をしないですむので、余りクラッシュしたりしないで、のんびり過ごせている。ただ、先週、不測の事態があり、身体的精神的にもストレスがかかり、久しぶりに大きくクラッシュした。クラッシュして出てきたのが、不眠とひどい寝汗。先週木曜日に鍼に行って、これがかなり解消された。(前回のNoteに記載。)
現在は、まだ倦怠感が強く、昼夜ともに過眠に偏っているが、休めている分、少しずつクラッシュを脱している自覚がある。

・精神的にかなりダメージがあったため、先週の診察時にファミリードクターから、毎日10mg服用していたパキシルの増量を勧められた。冬になり日照時間が減る影響も考えると妥当だと思い、増量に同意して、1日おきに20mgに増量した。

【これに対しての先生のお返事】
なにか不測の事態や、外界の変化(気温変化)も含めてやはり自律神経が弱いので、対応が難しいのだと思う。メンタルの鬱ぽいのがひどくなってくる感じがないのであれば、今の全体のエネルギーを上げる漢方をそのまま継続でとのこと。
というわけで、
現在のお薬
1)補中益気湯(甘草1)号桂枝茯苓丸料加沢瀉4附子2薏苡仁20
2)サフラン (毛細血管改善のため)
を3ヶ月継続することになった。

後は、自己判断で追加している正官庄の高麗人参も元気のない時には続けてもらっていいと思いますとのこと。

そして、なにか質問や気になることは他にありますか?の問いにずっと聞きたかった質問を。それは....。

乳製品の是非

交通事故やちょっと自分が落ち込んだ時に、自分のストレス解消でアイスクリームを食べていたら、鍼の先生の舌診で、最近冷たいものを多く食べているような所見が出ているが.…とアイスを多く食べているのがバレて、冷たいものと乳製品は身体に良くないと止められた。
元々甘いものよりはアルコール派だけれど、病気になって、アルコールを飲むと余計に不眠になるので、代わりにストレス解消にアイスを食べていた。身体を冷やすのは悪いというのは納得できるので、アイスクリームを中止することに異論はないのだが、牛乳が好きで、身体を温めるのに、チャイティーやホットチョコレートをすごく飲みたくなるので、どうしても牛乳がやめられない。
やはり巷で言うように

牛乳や乳製品は、身体には漢方的にも良くないのか?.…

と質問。
先生からの回答は…

アイスはそもそも、乳製品の前に冷たいものなのでダメ。
やはり、できるだけ身体を冷やさないように、身体の免疫を上げることはとても大事。

乳製品は、乳糖不耐症などで下痢をするなどないのであれば、問題ない。
ただ、問題と言われているのは、牛が抗生剤や薬品、農薬散布された飼料などをたくさん摂取しているから、その牛乳を飲むことで間接的にそういうものを摂取していることになるかもしれないこと。
そうでなければ、牛乳自体はカルシウムも取れるし、それなりに栄養もある。
なので、上質な牛乳、できればグラスフェッドの牛乳を飲む分には問題ないと思います。

実は、最近こちらのカナダのロングコビッドクリニックの睡眠のセッションで、夜、あまりにもベッドで不眠になったら、ずっとベッドにいるのでなく、一度起きて、少し気晴らしをしたり、ホットミルクなどを飲んだり、ストレッチしたり、気晴らしをして、再度入眠の儀式をすると眠れると教わったのを思い出してやると、思い込みなのかもしれないが、たしかに眠れるし、どうしてもクラッシュして食欲がない時には、プロテインと青汁を牛乳で割って飲んだりしていたので、ホッとした。
今日は、心置きなく、お休み前のホットミルクを飲める!と嬉しくなった♫

ちなみに私の漢方は、生薬を組み合わせた、煎じ薬です。
毎日鍋に入れて40分煎じて出た液体を飲んでいます。最初はこれがめんどくさかったのですが、これにもすっかり慣れました。

自分の記録のためにもダダーっとズラズラ書きましたが、参考になれば嬉しいです。
※ただし、漢方の処方については、私自身でもその時々の症状で薬が目まぐるしく変更されますので、この投稿を見て、安易に同じものを飲むのは絶対にお勧めしませんのでご注意ください。※



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