見出し画像

祈り鶴。77回目の原爆の日に寄せて。

8/6 本日、77回目の原爆の日ですね。

私が初めて広島に行った時に作った
平和を願う歌『祈り鶴』。
先日久々に歌った時の動画を
アップしました。

動画こちらから

広島に原爆が落とされたあの日。
そのあと降った黒い雨の影響で、
小学校6年生にして白血病になって
しまった"佐々木貞子さん"という
少女がいました。

この歌の背景には
貞子さんの物語があります。

貞子さんは活発な女の子。
小学校にもたくさんの友だちがいて
早く病院から退院して、また友だちと
元気に遊びたいと願っていました。

入院生活の日々の中で、ある日
「鶴を千羽折ったら願いが叶う」
というジンクスを聞いたそうです。

彼女は「元気になって、またみんなと
遊びたい!」という祈りを込めて、
来る日も来る日も鶴を降り続けました。

しかし、貞子さんの願いは叶うことなく
病に倒れ、帰らぬ人となりました。

それを深く悲しんだ同級生のお友達たちが
「もうこのような悲しみを
繰り返さないように」
と、広島原爆公園に"原爆の子の像"
というモニュメントを、全国各地の
小中学校の子どもたちに募金を
呼びかけて建てられました。

いまも、原爆の子の像の前では
修学旅行生やいろんな人たちが
心をこめて折った千羽鶴を
献納しつづけています。

貞子さんの願い
同級生だった子どもたちの想いは、
時を重ねた今も、生き続けているのだな
と感じています。

どうか、誰もが悲しまずに
生きれる世界となりますように

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?