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朝顔と弁当と母と私と

⚪︎自己紹介

この記事を、わざわざ開いて見に来てくれたということは、私に少しは興味がある方だと思うので、ちょっと濃いめの自己紹介をしても大丈夫かな?と思う。

私の故郷は秋田県である。

秋田って、どこだよ!と思うかもしれない。ちなみに、私が小学生の頃に買った地図帳にはこんな誤植があった。

秋田&岩手「私たち、入れ替わっているーーー!」

当時小学生だった私は憤慨したが、今思うと、もし秋田出身でなければ大人になっても間違って覚えていたのかもしれない。秋田に生まれずに、東京や大阪で生まれ育っていたなら、生涯足を運ぶ必要のない県だと思う。「道の奥」こと、みちのく東北の中でもさらに奥まったところにある県。

それが秋田県。

秋田といったら「なまはげ👹」 ※こんでん撮影
秋田犬🐕も有名 ※こんでん撮影

なまはげ👹や秋田犬🐕くらいは思い浮かべる人いるかもしれないが、東京に住んでいる人は普段中々意識することはないかもしれない。

そんな秋田に、少なくとも江戸時代から先祖は暮らしている。私自身も進学も就職も秋田である。

⚪︎60点の人生

私は、人生で「努力」をしたことがない。

というのも、60点ぐらいのクオリティなら、なんでもできちゃうのである。

昔、友達とボーリング🎳に行った時に、ずっとピンを9本倒すのを繰り返していた。スペアもストライクもとれず、ただ9本倒すのである。

ただ、人生において60点は、不合格なのである。

大学受験も失敗し、かと言って、家にお金もなく、お金の力で+αの加点も期待できず、秋田で進学、就職する、お決まりコース。

バリバリ働けるわけでもなく、その代わりに60点くらいのクオリティは期待できるので、体よく便利屋扱いされること。

低い給料で、サービス残業時間も月200時間超えることも増え、汚れ仕事をやらされ、挙げ句の果てには、一時期だが月の給料3万円で家に持ち帰り夜中まで働き、身体を壊しても、病院代すら払えず、母からお金を借りる始末。

⚪︎夜間驚愕症に

「アルプスの少女ハイジ」で、ハイジがフランクフルトのクララの家に連れて行かれた時に、心の病で夜中無意識に彷徨っていたのを覚えているだろうか。

私も、職場での叱責が続いた時、夜中に大声や、壁を叩く音が聞こえて、うるさいと思ったら、まさかの自分自身だったのである。

「夜間驚愕症」と診断された。まさか、自分が心療内科に行くとは想像もしなかった。医者からは秋田を出た方が良いと言われた。

大学の恩師を頼り、県外の仕事を斡旋してもらまった。

「自分には何もない。何もできない。」

生きてる意味なんてあるのだろうかと、思ったそんな時に、運命的な出会いをする。

最初の頃の弁当 今見ると粗さが目立つ

弁当づくりに(次回に続く)

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