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37歳、服屋始めました。

なにかを始めるのに遅すぎるなんてことはない。

いい言葉。TOPの写真はうちのブランドきっかけにモデル始めたおじいちゃん。かっこいいですよね。この歳でこんなことやらせてもらえるとは思ってなかったと言ってましたけど、中々…その歳だからのかっこよさ出てると思います。なのでこのお話の一連のTOP画像は常にこれにします。

 僕は37歳の5月1日の令和の初日にブランドを、服屋を始めました。未経験の人間が始めるには自分でも遅いと思います。若くカッコ良い人間でもない、業界で影響力があるわけでもない。そんな37歳が始めました。書いてる今は39歳。
 きっかけは幾つかあって、大きなことは3つ。
 もともと縫製仕事をやっていて、それが縫製現場を持つことになってソレを生業にしてきたのだけれど、上がらない工賃に疲弊する工場や自分も含めた現場の人たち。それに対してグチる程度しかできない状況に嫌気が差したことが一つ。子供になにか形として残る仕事をしたかったが2つ目。もう一つは遅咲きですし詳しいわけではないけど単純に服が好きだったから。

 この3つがあって
「工場の現状を嘆いてる時間があったり閑散期に各社へ、仕事ないですかの電話や訪問してる間にやれることあるんじゃないのかな?」
という考えが破裂して最初は2アイテムサンプルを作ってみました。思い立ったらやってみる…です。
 元々がビンテージ(特にヨーロッパもの)の服が好きなこともあって、そこから結構な影響を受けたシャツとツナギを製作。それをSNSにUP(たしかTwitter)。その反応が多くはないけど少なからず頂いて、販売してるなら買いたいという人が数名声をかけてくださったのが01u10ブランドの始まり。

https://itoshouten.base.ec/items/22153773

これと…

https://itoshouten.base.ec/items/25852071

これ。

 そこからはまずこの2アイテムの1点ものばかりを作ってみて、ネット販売をやってみようとHPの作成に入り…そうこうしてるうちにBASEやSTORESなどのプラットフォームが表に出てきて、個人でも商品の販売場所は簡単に作成できるようになりました。(つくった独自ドメインのHPも一応あるのですけど、便利さがそれらは段違いでびっくり)
 あっという間に今は個人で商品販売をすることが難しくない世の中に早変わりしていて、ハンドメイド作家さんや個人経営のブランドもネットショップを利用して広がってるなと感じてます。一昔前ならネットショップ作ること自体が難易度高くてコストも結構必要だったんですよ。

 最近では感染症のコロナウィルスの問題でさらに需要自体は高まっているネットショップ。個人であっても、若くなくても若くても、なにかを始めるということがこれほど簡単になっているので
「自分なんかが…」「もう若くないから感覚が…」
ということも考えてはしまいがちですけど、この世界のどこかに自分の好きが共鳴する人が居るかも知れない。自分が誰かの困っていることを解決できるかも知れない。そういった出会い探しのきっかけ作りを始めることに遅すぎるなんてことはない。きっとない。そう思って一歩踏み出す事を試してみてもいいんじゃないかな、と思ったりしてます。

こんな話があって

 以前ショップのレビューに書いてくださった内容…
70歳を過ぎられた親御さんのプレゼントに選んでくださった方がいて、その親御さんが鏡の前にて長時間楽しんでいる様子・はしゃぐ様子・そんな様子は初めて見たかもしれない、ありがとうという言葉
をいただきました。こちらこそです本当に。

 自分が作り出すもの・行う行動・発する言葉は誰かの楽しいや嬉しいにつながっているかもしれないんだと思うと、今まで依頼をうけて生産することしかしていなかった乾いた空気の中で湿度が上がった気がしました。生産側として意識も変化した気がします。

 ブランドを開始して1年と8ヶ月になります。実は以前は古着屋さんをやりたくて買い付けたりもしていましたし古物商の資格も取ってます。すべて手探りで進んでますし、それは今も相変わらずで正解なんて見えません。
 身内が応援してくれてないと成功なんかするわけ無いとも聞きました。成功ってなんだ?わからないままです。

 2年目が終わる前に、ここらで連作としてその流れや思い・注意点や厳しいことなんかを含めて書き綴っていこうと思います。初心わするるべからず。

 なにか始めることに遅すぎるなんてことだけは無いない。

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