ひろ・い
the pillowsの30周年を迎える このタイミングから自分の好きなピロウズの楽曲をひたすら紹介。僕はこのバンドに助けられてきた。
うちのオリジナルたちに込めた思いや こだわりを書いておきます
01u10がどうなっていくのか、今までとこれからを書いていく場所。
ちらっと表題の件をご質問いただいたので、個別にお答えしようと思ったのですが よくよく考えたら過去にも「個人でもブランドって始められますか」という質問が結構あったことも含めて、このnoteに書いておこうと思います。(状況や規模によって凄く それはもう凄く変わるものなので、具体的な質問でしたらお時間は頂きますが個別に答えます) あくまで今回は 「かかるお金」 なので、採算取れるか云々は無視して書きます。そもそも採算なんてのは……げふんっ(咳払い)。 かといってある程度モデルケ
久しぶりに書きます。 普段服を作る仕事をしていて、その延長から得たキッカケからブランドなんてものを立ち上げるに至りました。その中の『Patricia』シリーズは最高にロックなバンドの影響を受けて生み出したもので紹介文を と残します。 まずは創作物語パトリシア。どうぞ。 『パトリシア』 寝癖?ベランダでくしゃくしゃの頭のまま今日もシャボン玉を飛ばしている。髪の事は気にもしていない。 少しずつ肌を掠める風が湿度を失い寒さも感じ取れるようになった。いい季節だ。着る服を悩める事が
新企画【Kimono Kirumono Cycle PROJECT】について 衣類の廃棄や製造過多などで環境への配慮に対し長らく問題視されているアパレル業界 その問題解決は当然容易ではなく、各方面で様々な取り組みが行われているが現実的に地球規模での結果をだそうとすると法を巻き込んだ強制力のある方法や大資本の力を伴わないことには難しい。極端な方法を選ぶしかなくなるとファッションとしての可能性も狭める可能性も考えられるので、理想としては業界全体としての意識の変化を促し、消費者に
道に迷った。何処に帰ろうかね…あれ?どうやって帰るんだっけか。 それと似たようなことを考えるような時間が定期的にやってくる。それは2年以上が経った今も変わらずやってくる。なにしてんだろ、意味あるのかという自分とのやり取りの時間。 服屋を始めることになった37歳(♂)はウェブショップの説明文なんかを考えることになります。前回書いた『何かを始めるのに遅すぎることなんてない』って言葉は自分にとっては灯台みたいなもので、言葉で理解してても心の中はどうしても焦りとかが居座っていて
こんにちは こんばんは。 今回は実用的なものをだします。役立ててくださるなら幸いです。あくまで簡易版ですが簡素化してもこの程度は必要な流れであって必須な最低限です。これを元に自身にあわせたフローチャートを作るもよし、依頼の際の判断基準にするもよし。 なんでこういったものを公開するか(本当は無償公開は控えて欲しいと言われましたが)というと、昨今各方面で『素人』(言い方はアレですが)の方が製品を販売・またはプロデュースされるのが見られます。経済的には活性化して良いと思う反面、
こんにちは。ひろいです。 今回は製品を作る際に受ける側、生産側についての話を書きます。 表題がね穏やかじゃないですね。そうですちょっと怒ってます。この気持ちの冷める前に書いておかないといけないことなので乱文になる可能性はここで先に謝っておきますね。 怒ってる内容・理由をまず書いておきます。 生産者側から 『そんなことも分からないのか、それなら全部書面で書いてもらわないと進められない、時間の無駄が多くてコストかかる』 というような内容をメールで頂いたからです。この生産者さ
なにかを始めるのに遅すぎるなんてことはない。 いい言葉。TOPの写真はうちのブランドきっかけにモデル始めたおじいちゃん。かっこいいですよね。この歳でこんなことやらせてもらえるとは思ってなかったと言ってましたけど、中々…その歳だからのかっこよさ出てると思います。なのでこのお話の一連のTOP画像は常にこれにします。 僕は37歳の5月1日の令和の初日にブランドを、服屋を始めました。未経験の人間が始めるには自分でも遅いと思います。若くカッコ良い人間でもない、業界で影響力があるわ
最近感じるのが、影響力が消耗品になってる人がいること。 いわばトイレットペーパーみたいに最初は大きいけど使っていけば細くなって最後はポイ。また新しいのに取り替える。僕が足突っ込んでるファッションの世界も顕著だな~と感じるので書いておこうと思った。 (僕自身にそういうチカラねえだろという明朗なツッコミは理解してる) もともと僕の40年弱の人生では服の世界で販売力や影響力を持つ人というのは ・一部のTVなどで活躍するタレントさん ・SHOPのカリスマ店員さん そして媒体は ・
こんばんは。久しぶりの投稿です。 更に中々イベント後すぐに書けなかったのですが、ようやくペンを取ります(キーボードですけど)。 今回は7日間。東京の池袋 西武百貨店本店さんにて、数奇なきっかけでお声がけを頂き初のポップアップストアを開催・無事に終了することが出来ました。初のことであるのと僕自身ど素人なので周囲に同業さんの例があったわけでもないので、成功や失敗の基準はありませんが個人の感覚としては 大成功と言って良いと思ってます。 ※ここで売上や金額などを書き出せば目立つので
信頼はお金同様 貯めるには労力・時間が必要 消費するのは一瞬。 ちょっと怒ってますので、苦言を呈する内容になります。ご留意ください。 今回は『点字リング』の受注を一時停止するに至ったことと、その理由を含めて仕事において対応をどのように行うか、その方法によっては相手の感じる印象は大きく変化するということを書き残そうと思います。 例に出すのが自分ごとであるのが一番良いと思い、今回は上記『点字リング』の販売を一時STOPした経緯を説明。 (あくまで当方の主観が入りますので、正
アパレルの縫製業をやっていると結構な無理難題や一方的(に近い)な暴力にぶち当たることが多い。Twitterで製造業の方が、納品したものが全数戻ってきたと書いていたのでちょっと書いておく。ちょっと現場に寄った意見が多いけれど当然ながら不良品を納めても仕方ないだろ という事を言いたいのではない。それは絶対ない。 で、多かれ少なかれ工場であったり生産管理業をしていると経験はあると思うけど ・納品後の品質不良 ・納期のズレ ・サンプルと工場サンプルの誤差 ・サンプルと量産品や先上げの
こんにちは。 今日は服を作る際に工場とブランドの間に存在するOEM会社・企画会社・商社・振り屋は必要かどうか。僕としての考えを簡単に書いておきます。 結論で言うと「必要な場合が多い」です。 理由も簡単に書いておきます。現場として受ける側、依頼する方として出す側どちらの側面も経験もあるので少しは参考になるかも。 先に必要がない場合を書いたほうがわかり易いので書きますと ①企画に時間や足を使うことを厭わない ②商品や素材知識が豊富 ③縫製工場や機屋さんとのやりとりや交渉を苦
大量生産は悪だ。そんな風潮がやっぱりある。 実際に報道されていたり目にする情報で、過去より現在はすこし購買活動も自分事として捉える人も増えている気がする。 情報の真偽はメディアに踊らされずに自分で調べて判断していきたいところではあるけれど、『自然環境に対して極力負担をかけないようにやっていこう』という大枠の流れは歓迎してる。できることを出来る範囲で自分もやっていきたい。 大量生産は多くの環境問題を生んだってことは、服に限らずそうだとおもう。 けれど逆に多くの雇用や生産背景を
今回はブランド01u10についての事をすこし。 なんで縫製現場である自分がブランドを作っているのかにも通じることではあるのですが、【服は自由なものだ】というのが根本にひとつあります。 色々な問題も抱えている業界ではあれど、衣食住の中でここまで人の個性が視覚・触覚・場合によっては嗅覚に反映されてるジャンルは少ないと思いますし、「その身につけるもの」という部分でも、外で多く人の目に映る事の多い個性を発揮できるものだと感じます。 その01u10も1年と少しが経ちました。 先日の円
こんにちは。今回はオリジナル商品を作りたいときには確実に必要な 縫製工賃の考え方をシンプルに書いておきます。 ※細かく考えて算出するとえげつない情報量になりますので、依頼する際に「こう計算してるんだな」と思っていればだいぶ分かりやすくなる程度の情報です。 細かく見ると 人件費・機材の維持費・場所のコスト・糸などの材料・税金関連・光熱費etc....(+本来なら未来への設備投資分)などなど考えて見積りを出していくのですが、毎回そんなこと計算してる訳もなく、暇もねえ… ざっと
服をファッションを、モノとして販売している。作っている。 僕はそういう世界で仕事をしております。 今回はその現場にいる本人は(本人たちは)何で先の季節の商品をつくっているのかについて。 業界では普通だけどイミワカンナイといわれる事です。 それとは別に最後に自分の思いを⑤つ目に書きます。それは感謝を込めて…。 アパレルって夏の最中に秋冬の商品を作っていて、7月とか8月の暑い時期に秋物から始まり冬物を販売します。作る工場も似たような感じです。 普通に考えたら暑い時期にはすこし