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映画:インディ・ジョーンズと運命のダイヤル
結構前に鑑賞したインディ・ジョーンズと運命のダイヤル、さかのぼりレビューです。
80歳にもなるハリソンフォードのインディ・ジョーンズシリーズ最終作品。
80歳になってもここまで動けるハリソンが凄すぎる!
インディ・ジョーンズの過去作はそれこそ金曜ロードショーで観ていたくらいだけど、まさか時代背景が相当過去だったということを知らなかったので、インディが80年代にタイムスリップするお話かと思いきや、そもそもの舞台が80年代であったことにまず驚き。
ナチスとの戦争を描いてるからそりゃそうだわなと後々納得しました。
そして何よりも冒頭の若いインディのこれぞアドベンチャーと言わんばかりのアクションの連続。ここだけで今後の展開の期待値が爆あがりしてしまった人も多かったはず。
マッツも良い味出していたし、ただよくあれで死ななかったなと…。
そしてまるでそれが夢だったかのように、隣人の爆音パーティに怒るおじいインディの登場。80歳にしては筋肉がついている体に感服しつつも、「あれ、さっきまでの盛り上がりの熱が…」という感じで少しずつ冷静に戻る自分がいたのもの事実。
そこから旧友の娘が出てきたり、唐突に学校教員が撃たれたり色々あるのだが、やり方が雑すぎる、でもこれが80年代の銃モラルか?などと考えながらも次第に疲れ切っていたインディが再び冒険に戻っていくさまが描かれていた。
ただ、記載した通り、人が死ぬのが多い。
俺たち、悪者だろ?っていうのを知らしめるくらい友達が殺されていく。
その割にインディが銃に撃たれると、もうそこにいないのに発砲し続けるガバガバっぷり(予告にあるシーン)。
なぜかついてくる子供(テディ?)、これは過去作の魔宮の伝説のキーホイクァンのオマージュなのかもしれないが、いかんせんヒロインポジションであるヘレナの行動同期や性格について腑に落ちないところが多く、この人は何がしたいんだろうと思いながら観てしまっていた。
オマージュといえば、結構過去作の既視感のあるシーンもあったのできっとそういう部分も含まれているんだろうな。
そして最終作だからという勢いからか、ファンタジー展開にも突入。このあたりのシーンでほんとに行くんか、やるんか?という気持ちでうずうずしていたのである意味、映画に夢中になっていたのは間違いなかった。
インディにとっての天国が目の前にあり、ここに残りたいというインディに対して、殴って気絶させるヘレナ。過去をいくらかえたところで、元いた現代の過去は変わらんパターンもあるんやで(アベンジャーズ脳)。
そして最後はサプライズゲスト?の登場でなんなくハッピーエンド。
いや、結構人死んでるけど…。うん、まぁハッピーならね。
最後は外に干してあった帽子を・・・、といった感じで終わる。ここの演出は結構好きだけど、ちょっとそろそろ年齢考えよう!って思わず笑ってしまったところ。
総合的に結構ざっくりしたなっていうのとカーチェイスシーンが多かったなというところ、あと話の進み方が結構雑な感じ(なぜか毎回待ち伏せされている感じとか)でお話としてはイマイチなものの、やはり齢80にして、崖を登り、飛んだり跳ねたりしている姿をみると、その点に大きな拍手を送りたくなる気持ちになる。
正直、あの若いCGのシーンが続くような映画を観たかった気もするけど、それをやってしまうと、おそらく今ストライキで話題になっているAIの悪用とかそういった部分も関わってきてしまうのかなと思う今日この頃。
AI技術は正しく使えば、映画の可能性を大きく広めるものだと思っていますが、実際にそれを生業にしている俳優たちからするとおそらくは諸刃の剣のようになってしまうのかもしれませんね。
線引きがむずかしいものの、ストライキも無事に双方の良い方向で納まることを祈っています。
12月にはコミコンもありますからね。ゲストがいないとなると少し寂しいですしね。
ハリソンも今後、MCU作品にも登場するので活躍が楽しみですね!
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