宮古そばは薄味派という人は大和食堂

大和食堂の場所と営業時間
営業時間：11時～19時　(お店の方によると閉店は早い時も遅い時もあるとか。だいたい19時くらいまではやっているそう）
場所：沖縄県宮古島市平良西里819-3

大和食堂には島人のおいしい味があった
宮古島のお昼はとにかく暑い。

日差しが強く5分も直射日光を浴びていれば、オフィスワークで体が弱っているひとは、一発でノックダウンしそうになる。

そんな日差しがサンサンと照らしつけているときに、重たい洋食などは食べたいという気も起きないもの。

お昼だからおなかは空いたのですが、この暑い気候にピッタリな、カラダにすぅ～と入ってくるような料理が食べたい。

宮古島でそんなときは大和食堂がいい。

平良(ひらら)にあるお店で、お店からは地元のお客さんがのれんをくぐって出てきている様子をみても地元から愛されているのだと一目でわかります。

人気店らしく、店内は満席でお店の人に聞くと少しお待ちくださいと。外で待つことに。気が短い観光客が帰っていき、「なんか、話しかけにくいんだけど～」という女性2人組が少し様子をうかがいながら待っていたあと帰っていき、10分くらい待つとお客さんが出てきたので、いざ店内へ。

店内は座敷とテーブル席の2つがあり、すべて満席。前のお客さんが出ていった座敷のほうに通されました。

なかなか地元の食堂感がありつつも清潔な店内で印象は〇。

なかなか優しそうな女性にお水を出され、メニューを見てみる。

全体的にかなりお安い。しかし、宮古島あたりでは平均的な価格帯。観光客向けじゃない感じがまたいい。

野菜炒め定食を頼むと宮古そばの小さいのもついてくるというので、そちらを注文。

待っている間あたりを見回しても、観光客は私以外はおらず、地元のひとばかり。観光客も地元のお客さんも一緒に扱っているため、あまり観光客は来ないのだろうか。沖縄本島は妙に観光客に優しいが、沖縄らしいのんびり感がないのが良くないが、こちらはのんびりとした雰囲気で沖縄に旅行しに来たという感じがして、なんだかいい感じ。

出てきた野菜炒め定食は結構なボリューム。そこそこの量の野菜炒めとお椀に入った宮古そばとご飯がしっかり一杯。

野菜炒めは家庭料理のような優しい味で、化学調味料はいっていなさそう。

宮古そば透明に近い汁と麺と万能ねぎと少しのお肉。とてもあっさりしていて、濃い味が好きな人は物足りないかも、調味料で味を加えてもいいが、暑い宮古島では薄い味のままいただいてもおいしかった。疲れた時にはちょうどいい。

ご飯は粒が立っていて、炊き加減がよく、野菜炒めのおともには申し分ない。

全体的に薄味だけど、味付けはなかなか良いのでおいしくいただけます。地元の人の中では、あまりおいしくないという人もいるとか聞きましたが、濃い味派の人には向かないお店かもしれません。

そうでないなら、暑くて食欲が落ちた時に行くと、観光中の疲れや海で遊んだあとの疲れも癒されるかもしれませんね。

宮古ののんびりした空気と郷土料理に触れられるのが大和食堂なのでしょう。個人的には好きなお店です。