◆仮現実(かげんじつ)(1)言葉という仮分節認識体系により対象を捉えるのであるから、世界は仮現実と表現すべきものである。仮であっても「現実」であるから通り抜けようとしてもぶつかる何かがある。しかし「仮」であるから現実認識の裁ち直しが可能となる。ここに人間の自由なる生の基礎がある。

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