え、親の腕が・・・?今はニュートラルで落ち着いている
こんにちは!ひろいきです。
「親と上手くいっていない」という方、いると思います。中には親を恨み続けているって人もいるのではないでしょうか。
ぼくも実際親と上手くいってません。だって8年くらいほぼ口きいてないもの。
でも一応自分は割り切ってるつもり。自分の人生を生きるために。
今回はそんな親との関係とどのように割り切っているのか、話していきたいと思います。
ノスタルジックなオルゴールでもかけながら、まったり聞いてください。
著作権フリー音楽・オルゴール系No.0003【瑠璃色の記憶】1時間30分ver.
子どもの頃はお出かけしたり一緒に遊んだりしていた
ぼくは母親の顔を知りません。物心つく前から、父とその両親の元で育ちました。
今は話さなくとも、昔は一緒にゲームしたり、お出かけしたり、いろいろ遊んでいました。
当時プレイステーションのグランツーリスモというゲームを遊んでいた関係で、ずーっと車が好きです。
だから小さい頃、日産ローレルでドライブに行くのが楽しみでした。
すぐに記憶がなくなるぼくも、なんとなく当時の記憶があります。
お出かけに行くことがなくなった
あれは中学生に入る前でしょうか。
お出かけに自分から誘うこともあったのですが、全く連れて行ってくれなくなりました。
実家は建築業を営んでいて、父は雇用という形で働いていました。でもちょうどその時期だったかな。大工を辞めたの。
本州へ出稼ぎに行くこともあり、中学生の時はほぼ家にいなかったんじゃないかな。帰ってきたと思えば、自宅の一室にずっと引きこもってた記憶があります。
こうなるとお出かけどころじゃないですね。日産ローレルは確か祖母に売られた?とか。ガソリン代がかかるって。
正直父が引きこもっている時は、ずっと人目を気にしていました。お父さんが働いてないって恥ずかしいって。
中学生の時期は学校も忙しくて、そこまで気にしてはいなかったんだけど、高校生に入ってからかな。進路の話もあり、ストレスが積み上がり始めました。
「片腕になっちゃったの」という突然の宣告
高校の頃は父親とその父同士が喧嘩することもあったな。ぼくはその時、父親から放置されてたわけで、正直殴られても仕方ないと思っていた。
相変わらず人目を気にしながら生活していた。ぼくは誰とでも仲良くなりたいと心の中で思っていて、自宅によく友達を招き入れていたから。時折仕事に出たりもしていたけど、ずっとじゃない。そんな父が恥ずかしかった。
進路を考える時期だったのですが、その時は貯金で買ったパソコンを使用していて、パソコン関係の仕事をしたいと思っていた。それか楽器が好きだったので、ギターの専門学校。でもそもそも進学自体祖母はオススメしなかった。
進路や学校のことでストレスを溜めていた日々。とある日に、驚きの報告があったのです。
「○○。片腕失っちゃったの。」という祖母からの報告。
びっくりするよね。誰でも。
どうやら実家にある工場内で火を焚きながらお酒を飲んでいたらしく、腕を火で焼いてしまった?的なことを言っていた。
今考えても状況がわからない。酔っぱらって転んで火の上に倒れちゃったのかな。
父は事故じゃなく、自ら腕を失ったのだ。と、それを心の中で責めた。
それから退院して帰ってきたんだけど、心が落ち着きません。一切口を聞いてません。家の中にいるだけでストレスが溜まっていました。
旅立ち
それからなんやかんやあったんです。ぼくはストレスな環境から無理やり遠くに旅立ちました。
賃貸を借りて住むようになってから、たまに家に帰っています。もちろん初めは父を恨み、思い通りにいかない人生の葛藤もあって、一切口は聞きません。
引っ越してから数年が経った今も、話はしません。
でも変わったことがあります。それは父のせいにしなくなったことです。
進路も仕事も人間関係も上手くいかなくて、生まれてこなければ良かったとさえ思いました。
でも親も親の子です。
性格とか育った環境、ぼくも同じ環境にいて困ることが多かったから、父もそうだったんだと思います。
これも運命だから仕方ない。だからとりあえず今に集中して生きようと思ったのです。
父とは仲良くなりたいとも、恨みもありません。だから会っても心はニュートラルです。今はこれが一番気が楽です。
「親のせい」から離れた方が気が楽
ぼくはずっと生きづらさを感じていて、「こんな辛い社会に生まれたくなかった」と両親を恨んでいました。
たしかに育った環境や両親の影響が人生に影響することもある。
でもいろいろ言ってたって、今生きてる以上、今を生きるしかないでしょってことを言いたい。
過去の両親の過ち?気にしても仕方ない。心臓が動いている以上、生きていくのです、人は。
せっかく生きるのだから、恨みの感情に引っ張られずに生きていった方が良い。「誰かのせいにする」を手放すことで、気づいたよ。
自分だって人生苦しいことがたくさんあるように、親も一人間として苦しんでたんだよ。その親もまた悩んでいたかもしれない。またその親も・・・って考えたってキリがない。
これもまた人類という一つの生命体。自然なことなのかもしれない。
自殺を実行した人も、一つの自然の摂理なのかもしれない。でも自殺は絶対するべきではないと思ってるよ。
他の動物と同じように、短い歴史の中で自然に生きている生命体なんだってことを受け入れれば、ちょっとこころが軽くなりませんか?
別に親と仲良くしたくないならそれでも良い。仲良くしたいのなら、方法を考えれば良い。シンプルに自分の選択、尊重してみよう。
すぐに恨みの気持ちが消えることはないと思うけど、まあ徐々に消えてくる。時に嫌な気持ちになることもあると思うけど、それもまた人間。
今に集中。自分を生きよう!
以上長々と呼んでくださり、誠にありがとうございました。
みなさんに幸あれ。
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