ゲームを辞めるのは大変だという話

僕はあまりゲームはやらないんですが、クラロワというゲームだけは毎日やっていてかれこれ三年ほどやってます

クラロワというゲームはスマホで手軽にどこでもできるという利便性と、オンラインでの対人戦が面白くてすぐに世界中の誰かとすぐにマッチングで対戦できるというのが魅力的です

リリースされてから5年ぐらい経つのですが、日本以外でも根強い人気があって、プレイヤー人口は減るどころか逆に増えているんじゃないかと思えるほどです

実際のアクティブユーザーやプレイヤー人口がどれくらいいるか、公式で公表されていない
のでわかりませんが、少なくともマッチングしないというストレスは全くありません　

そんなクラロワをやり始めて三年もして、ふと思ったのは「このゲームをやっている時間、他に有意義なことに時間を使えばもっと実生活がよくなるんじゃないか、、」という、ゲームにハマっている人にありがちな思考パターンでした

そこで「よし！ゲームを断捨離してオタクを卒業だ！リア充になろう」と意気込むことに

ゲームのアプリがそのままスマホに残り続けると、意志の弱い僕はまた再開してしまうと思い、クラロワのアプリをスマホから削除することにしました

「これで俺の人生に及ぼす悪い根源は取り払えた、、これからゲームに費やしてた時間を自分磨きに使おう、リア充まっしぐらだ！」

これからは充実した人生を送れると期待していた夢はすぐに打ち砕かれ、クラロワを再びインストールしてしまい、またハマってしまいというのを何度も繰り返ししました

そこでどうにかしてこのゲームを辞める方法を考えたところ、ゲームのアカウントを売るというアイデアを思いつきました

アカウントを売ってしまえば、それまでやっていたデータは他人のところへ丸ごと行くので、二度とやらないだろうと思ったのです

色々と検索したところゲームのアカウントを売買できるというサイトがあることを知り、自分のレベルがどれくらいの値段で取り引きできるか調べました

クラロワは毎日ログインするだけで宝箱を開けるというボーナスがあり、3時間に一回とか8時間に一回とか定期的にログインするだけで報酬を貰えるというシステムがあります

僕はスマホのタイマーを使い報酬をできるだけ最短で貰えるようにしてました

数多くのユニットが最強レベルだったアカウントは20,000円辺りで売れるというすごいことに

課金は一切していなくて毎日楽しんでゲームをやっていただけなのに、20,000円で売れるとかすごすぎる、、

「中毒になっていたゲームを卒業できて、尚且つ高額な値段で売れるとか、こんなおいしい話はないな」と思い、さっそくオークションに自分のアカウントを出したところ、早速質問がきました

「アカウントはメールアドレスと紐付けされていますか？紐付けされているのならそのメールアドレスも譲ってください」という文言でした

なんとアカウントはメールアドレスと紐付けされていることがあるそうで、ゲームの初期設定の段階で紐付けするかどうか決められるそうです

確認してみたところ日頃からよく使っているメールアドレスが紐付けされていて売ることができませんでした

クラロワに登録されているメールアドレスは変更できないので、アカウントを売ると強制的に自分のメールアドレスも売らないといけないという仕組みになっていたのです

そんなわけでゲームのアカウントは売れず、アプリを削除しては再インストールしてしまうという無限ループにハマり、今もなおクラロワをやり続けているのでした、、