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ノベルゲームから考える、理想の後輩像(大図書館の羊飼い)
あなたは学校や会社などで、目上の人と上手く接することができているだろうか。
私はどうも付き合い方がわからず、距離感に悩むことがある。
特に難しいのは、年齢や役職が少ししか変わらない、いわゆる先輩的な人とのコミュニケーション。
丁寧に接しすぎても距離感が遠いと思われる。
一方で、馴れ馴れしい態度をとってしまうと、舐めた後輩だと捉えられる。
私はこの塩梅が非常に難しいと感じてしまう。
果たしてどんな後輩だったら上手くいくのだろうか……と考えていたところ
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ここにいました。
彼女はノベルゲーム『大図書館の羊飼い』の登場人物の一人、鈴木佳奈(すずきかな)。
図書部の1年生で、まさに後輩的な立ち位置である。
簡単に本作のストーリーを説明すると、まるで大学のような巨大な高校、汐留学園を舞台に、「学園をもっと良くする」ことを目標に掲げる図書部が、学園内のボランティア活動などを行う、というものである。
彼女はそんな図書部の一員として活動している。
ストーリーの詳細については、是非こちらから参照してほしい。
彼女の魅力、それは圧倒的な後輩力である。
それをこれから解説していこう。
圧倒的フットワークの軽さ
最初に特筆すべきなのはフットワークの軽さだろう。
まずはこの場面を見てほしい。
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数回しか会ったことがなく、ほぼ顔見知り程度の仲の主人公に、わざわざ話かけに行っている。
自分の大学時代を振り返ると、正直顔見知り程度の人は会釈で済ませていた記憶がある。それを踏まえると、この積極さは本当に見習いたい。
あまり面識がない先輩であろうとも、積極的に会話しに行く。
こんな後輩がいたら可愛がってあげたくなるだろう。
また、実は彼女は元々は図書部の部員ではなく、ひょんな事件から一時的に図書部をお手伝いしているだけだったのだが……
なんと、無事事件が解決した後にその場で入部を決めている。
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このフットワークの軽さ、驚きしかない。
学校や仕事でも決断を迫られる機会は多くあるだろう。
その際、決断に悩むことはあるだろうが、決断をしたことで将来どうなるか、知る術はない。
それであれば彼女のように、即行動、即決断でも良いのではないかと思う。
先輩との程よい距離感の近さ
先輩との付き合い方の悩みでよく挙がるものとして、距離感があるだろう。
特に一歳、二歳上の先輩にどこまで積極的に話しかけに行ってもよいか、悩んでしまう。
ただ、鈴木佳奈はそんな悩みなどお構いなしに、積極的に攻めていく。
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少し抜けている部分もあるが、栄養学を勉強しており、お弁当も手作りと女子力高め。
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先輩に対してもこのような軽いノリ、流石の後輩力である。
ただ、不快感は全くない。
先輩に対してもこれくらい近い距離感で、グイグイと攻める。
そうすることで、先輩の記憶にもバッチリ残ることだろう。
この距離感の取り方、マスターしたいところである。
もちろんしっかりと気遣いは忘れていない
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こんなやりたい放題している彼女だが、気遣いもばっちりできている。
ゲームのネタバレになってしまうので、詳細を語れないのが非常に残念だが、彼女は時には自分を犠牲にしてでも、他者を気遣うことがある。
単にノリが軽い後輩ではなく、周りも見て他者のために行動できる。
こんな後輩がいたら、苦労しているときなど、つい助けてあげたくなってしまうだろう。
彼女のこのような一面をもっと知れば、彼女が理想の後輩であると確信できると思うので、是非ゲームのほうもプレイしてほしい。
心の中に鈴木佳奈を宿そう
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ここまでで理想の後輩に必要な要素がいくつかわかったと思う。
その中でも明日から実践できる要素としては、フットワークの軽さがあるだろう。
あまり仲良くない先輩でも挨拶をする。
誘いには基本断らず、すぐに決める。
これらは意識すれば、簡単にできる。
といっても、人見知りでなかなか積極的に話しかけに行けない。
そのような人もいるだろう。
それを解決できるのが「心の中に鈴木佳奈をやどす」ということだ。
仮にこのようなシチュエーションならば、彼女ならどんなふうに話しかけるのか、どんなことを話すのか、イメージを膨らます。
そして頭の中でシミュレーションした後に、実践してみる。
こうすることで、自分の中の恐れが消えることだろう。
もちろん、自分の中のイメージ像が明確に描けているほど、効果はある。
そのために鈴木佳奈について、もっと知ることが重要になってくる。
ということで、私の推しでもある鈴木佳奈が登場する『大図書館の羊飼い』をプレイすることを是非、お勧めする。
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彼女自身は当然のこと、シナリオ、他キャラクターも魅力的であり、プレイして損はない作品だと私は思っている。
まずは体験版からでもよいので、プレイしてみるのはいかがだろうか。
『大図書館の羊飼い』についてもっと知りたい方はこちら。
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