あの日夢見た青春はここにあった。『大図書館の羊飼い』
ふとたまに、もう遠い昔の学生生活を思い出すことがある。
友達と適当につるみながら、時には部活で切磋琢磨したり、テストで競い合ったりと、それなりに充実していた生活を送っていたと思う。
でも、今でも少し考えてしまうことがある。
もっと信念をもって取り組んでいたら、何かを変えることができたのではないか?、と
この作品の登場人物は、「学園をもっともっと楽しくする」という大それた信念を掲げ、しかもそれを本気で実現しようとする。
我々が失ってしまったかつての理想の青春。
それを取り戻してくれるのが『大図書館の羊飼い』である。
サバサバ図書部員の心すら動かされる、天使のような女の子
舞台は学生数5万人ほど在籍する、もはや大学といってもよい超巨大高校「汐美学園」。
そして主人公は、成績優秀だが、どこかサバサバしている図書部員、筧京太郎(かけい きょうたろう)である。
彼は通学のときも読書、休日も読書、一人だけの図書部の部室でも読書と、異様なほどの本好きで、毎日読書にふける日々を送っていた。
そんな日常を変えたのが、この天使 白崎つぐみ(しらさき つぐみ)である。
主人公はとある事件がきっかけで、彼女と知り合うのだが、なんやかんやで彼女が掲げる「学園をもっともっと楽しくする」活動の初期メンバーになる。
そして、白崎の満面の笑み、裏表のない天使のような性格に惹かれたのか、この活動に賛同してくれるものは増えていき……
最終的に6人で、汐美学園を楽しいものにしていこうと取り組んでいくことになる。
時にはワイワイ、時には真面目に
活動は至ってシンプル、汐留学園の生徒からの依頼にこたえるというものだ。
依頼が舞い込んでくるときはしっかりと仕事をするが、暇なときはふざけておしゃべりするだけのことも……
もちろん、仕事のときは真面目にやるのがこの団体。
他のサークルや部活からの依頼は何でも引き受け、身を粉にして働く。
学園を楽しくできそうなものなら断らないのがモットーだ。
眩しくて尊い、青春
学生が本気で学園を変えようと努力する。
これこそが眩しくて尊い、青春なのです!
そして青春には、甘酸っぱい恋愛もつきもの。
活動する中でちょっと良い雰囲気になったりもする。
活動も全力で。恋愛も全力で。
とりあえずやればわかる
ここでうだうだと書いた感想を読むよりも、実際にやってみるのが一番!
幸い体験版も配信しているので、少しでも興味を持った方はおすすめしたいです。
何か物事に全力で取り組みたい、そんな想いを一度でも抱いたことがある人には刺さるはず。
かつて夢見た理想の青春、体感してみませんか?
『大図書館の羊飼い』、ぜひプレイしてみてください!
PC版
*PC版はR18なので注意
switch
https://store-jp.nintendo.com/list/software/70010000008826.html
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?