見出し画像

【人生100年観 #001】暴虐性の果ては自壊②

こんにちは、ひろげとんです。
前回の記事は文末に載せてます。
先日は実父の祖父の話を中心にしました。
本日は祖母の話に付け加えたあとに、実父の話からボクや妹との暮らしに絡めていきたいと思います。
では、早速。

まず前提として再周知すると、以下の内容はすべてボクの母から聞いた内容です。
この前は祖父(父)の横暴さや祖母(母)の自殺と断定されてしまったおそらく他殺のできごとについての話をしました。
祖母(母)は踏切事故で車ごと大破して、全身を強く打ち(つまり原形は留めていない状態)亡くなったのですが、事故に遭う前に車の中に祖母(母)の他に男性がいた痕跡があり、おそらくそれは彼氏とのこと。つまり祖母(母)は祖父(父)の暴力に耐えかねて浮気をしていたということになります。
その浮気相手が運転している車を踏切内の真ん中まで進めて止め、助手席に座っている祖母(母)を縄でシートごと縛り上げて、浮気相手は1人でその場から逃げ出したというのですからむちゃくちゃです。
※なぜここまで鮮明なのかというと、この事件から30年後に2ちゃんねるのある匿名スレッドに上記の内容が当時の事故の写真とともに記されていたからです。それも未だにホントの情報かは知りませんが…
その浮気相手はリサーチしていくと実はエホバの証人の信者であることが分かり、実は祖母(母)も浮気相手に誘われてそのまま信者になっていることが分かりました。
そのことからもおそらく教義に離反したか献金を借金をしながらしていて払えなくなったのどちらかで逃げ出し、踏切内で自殺してこの世から去ろうと瞬間まで決意していたが、浮気相手が日和って祖母(母)だけ残して逃げたということが考えられます。だとしても縄で縛りあげた行為については繋がらないですが…

では祖父(父)祖母(母)の話はこれくらいにして、実父が母と離婚する直前まで話を飛ばしますが、まず概要を話します。
実父は母とフランスで結婚します。母が世界3大音楽大学の1つであるパリの「コンセルヴァトワール」に受かり、そこを首席で卒業したあとに父と出会い結婚に至るというルートですが、それから3年後にボクを、その2年後に妹を産みます。それからすぐに離婚となったのですが、当時母に親権があったにも関わらず、半ば強引に実父にボクと妹が引き取られる形となってしまいました。当時ボクが4歳、妹2歳のころのできごとです。
それから結局約13年間母とはほとんど会えなくなるのですが、実父に引き取られてから約5年間が今思うととてつもなく地獄の日々でした。

実父は小学校卒業後にすぐにあるフランス料理のシェフに弟子入りしたこともあり、料理界隈一筋の人間です。いわゆる「小卒のシェフ」という数奇な肩書です。
そのこともあり、家に帰って来るのが夜中や朝になることが基本です。なのでヘルパーさんを雇っていたのですが、あとで聞いた話ですがヘルパーさんでも度肝を抜かすような惨状だったみたいです。というのもボクは特にですが背中が痣だらけで、小学校入学するまでまともな言語を発することができなかったみたいです。(なぜか入学後には治っていたみたいですが…)
そう、いわゆる虐待です。ボクと妹は虐待を受けていました。

①実父の思い通りにいかないと押し入れに10時間閉じ込められる。
②学校の課題があることを訴えても、させてもらえずずっとホラーゲームをさせられる。

③土日は特に殴る、蹴る、フライパンで叩かれるの3連単
④実父が宗教にハマってからは毎週日曜日の正午くらいにボクはベランダに全裸で1時間立たされる。(妹は分からない)

⑤実父の思い通りにいかないと、3食抜き

具体的にはざっとこのような感じです。軽く語れる話は1つもありませんが、とにかく上記の5年間の記憶は実はこの年になっても未だに薄れています。特に父が宗教にハマり始めてからもっとおかしくなります。
ここで気付いた方もいらっしゃるかも分かりません。祖父(父)も祖母(母)にDVをする人間でした。それを見て実父は育ったのです。
こんなことは言いたくないですが、実父もまたその環境に飲まれて脱することができず同じ過ちを繰り返してしまい、終いには祖母(母)が辿った宗教による破滅を実父も歩んでしまうというバッドスパイラルになってしまったんです。
実父が宗教にハマってからはもう仕事にも行かなくなり、ずっとパソコンにかじりついて怪しいビジネスをしている、そんな生活に様変わりします。
最終的にボクが8歳のころ、妹が6歳のころに破産します。
※のちにその宗教は創価学会だと知ります。

以上がボクが幼少期に受けた虐待の数々でした。
実父は自身の幼少期の体験から逃れることができず環境に飲まれ、祖父祖母と同じ道を辿っていく中で自我が崩壊し、アイデンティティの在処が消えてしまった。そしてボクはボクで虐待に耐えていく中で同様に自我が崩壊し、考えなくなり、無機質になり、無機質になることで自ら音感や触感、匂いなどを感じる器官を自然にシャットダウンした。そうすることでしか自分を守る術が当時は分からなかったからです。

結論、人に暴力を強いる行為はその時点で自身の破滅であり、そして暴力を受けた相手も慣性に従っていくうちに自然と破滅させていく、それが楽とさえ感じてしまうということです。

【暴虐性の果ては自壊】です。
子持ちの親はいらっしゃいますか?ぜひ1度魂の宿る場所に手を当て、考えてみて欲しいです。
お子さんを大切にしてあげてください。1日1回だけでもいいからお子さんに笑顔で接してあげてください。お子さんは必ず幸せであることを呼応するように意思表示してくれますから。

ボクのような人生はもう誰も歩んでほしくない。
それが願いです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?