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公務員やめて日本縦断の旅をした話【5日目その①】

旅行5日目
いよいよ青春18きっぷ最終日
本土最西端の根室・納沙布岬を目指します!
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富良野07:17-東鹿越08:01

この区間は2024年3月31日で廃線となりました。この区間を通ったのは2022年4月です。

富良野から帯広方面へは、途中の東鹿越〜新得間が台風災害で不通となっており、代行バスが運行されています。
富良野と言えば「北の国から」ですね。ロケ地どこかなのか調べてないし、立ち寄る時間もないわけで‥(純風)
富良野の朝はさすがに寒い。駅に積もった雪もすごい量。看板まで積もってます。

富良野駅 看板まで雪が積もってる

東鹿越行の列車は1両。自分のような旅人と高校生が3名ほど乗っています。
これに乗るしか手段がない人か、わざわざこれに乗る人だけ。地方の鉄道利用者は本当に限られている。
富良野の盆地を抜けると山に入っていきます。雪が降っていてとても美しい。樹木もシラカバなどいつも見慣れた景色と全く違う。
トンネルを抜けるとかなやま湖が現れました。湖が凍っていてとても美しい。この列車からでないと見られない景色です。こんな景色が見られるなんて思ってもみなかった。

かなやま湖

東鹿越08:06-新得09:14代行バス

かなやま湖を過ぎてしばらくすると終点の東鹿越に着きました。

東鹿越駅 ここから先は不通

ここから新得までは代行バスに乗ります。きれいな大型観光バスが待っていました。乗客は相変わらず高校生3人と旅人のみ。
線路からだと町の様子がよくわからないので、バスに乗るのも好きです。
代行バスはすべての駅に立ち寄ります。次の幾寅駅につきました。
ここは映画鉄道員(ぽっぽや)のロケがあった駅だそうです。駅舎には映画での駅名「幌舞(ほろまい)」の駅名が掲げられていました。バスで途中下車はできないので車窓から少ししか見れませんでした。残念。

幾寅駅 幌舞は映画上の名前

次に駅ではない高校前のバス停で停車して高校生が降りていきました。鉄道が無くなると寂しいですが、バスだと道路があればどこでも通れるのでニーズに合わせて路線変えられる点は便利ですね。次の落合駅を過ぎると、線路とルートを外れて国道38号を新得に向けて進みます。狩勝峠からはとてもいい天気だったので十勝平野が一望できました。

新得09:25-帯広10:20

新得に着きました。バスが予定より早く到着したため、少し町を歩いてみました。駅前のモニュメントはSLの機関士だそうです。火夫の像と書いてありました。この狩勝峠は道東へ向かうための難所だったらしい。

新得駅 火夫の像

新得からは新型のハイブリッドディーゼルです。広い広い十勝平野を進みます。牧場や広い畑が続きます。広い畑や牧場は普段見慣れているのであまり感動はありませんw
北海道で気づいたことは、駅の間がとても長い。快速電車に乗っているような感じです。
春休み中ということもあり、帯広まで出かける子ども連れが結構乗ってきました。

帯広10:26-釧路12:54

帯広は高架化されて新しい駅。乗り換えの時間が短かったので、途中下車はできませんでした。次は街を見てみたい。
また同じハイブリッドディーゼル釧路へ向かいます。畑が続きます。十勝平野はとても広い。
平野が終わり峠を越えると厚内に到着。ここで行き違い待ち。駅の跨線橋に上ると久しぶりに海を見た感じがする。しばらく時間があったので途中下車。駅前に個人商店があり鮭とばがたくさん売っていた。試しに安いのを買ってみた。一袋200円。

厚内駅

厚内から海沿いを走ります。海の景色もだいぶ違う。まるで外国に来たような景色。北海道の人が九州に来るときっとそんな感じに思うのだろうな。それにしても北海道は本当に大きい。

太平洋

釧路に到着。根室まで行ったあと今夜は釧路に戻って泊まることにしている。
根室行きの出発まで30分時間があるため一旦ホテルに荷物を置きに行くことにしました。
駅から歩いて十分間に合うと思っていたがちょっと遠かった。無理せずバスかタクシーに乗るべきだったなぁ。
ホテルを出たときは発車まであと10分。やばい‥。間に合わない。せっかくここまで来たのに。乗り遅れたら全てが終わり。バスに乗ろうか?でもいつ来るか分からないし。タクシーも見当たらない。とにかく走るしかない!

釧路市内にて 根室めちゃ遠い

次回へつづく

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