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抽象思考による老化防止

精神面での老化を防ぐ方法のひとつとして、年齢とは無関係に抽象思考を続ける事と性エネルギーを活用する事があります。お試しください。

抽象思考による老化防止

散歩している犬を見て、それが犬である事を経験として知っているから初めて『犬である』と認識できます。私達は常に知っている物しか認識できません。つまり今日、目の前に広がっている世界は昨日までの記憶で作られたものです。こうして私達は常に過去の記憶の中に生きています。

過去の記憶の中だけに甘んじて生きる人は、老化が早まり、死んでしまいます。なぜなら昨日しかない人に明日は必要ありません。明日が必要なければ生きている理由がないので早死にするのです。従って長生きするのは明日を必要とする人だけです。リタイヤした人の平均寿命は一年六か月というデータがあります。

それでは明日を必要とするとはどういう事でしょうか。それは新しいものが見えるという事です。過去の記憶で成り立っている世界でなぜ新しい物が見えるかというと、それは一つ上の抽象思考をする事が出来るからです。そうすると、同じ物が並んでいるような場合でも違うものが見えてきます。抽象思考を続ける事は元気への道です。

性エネルギーと抽象思考

社員の人の結婚式にスリランカに行った時、寺院で若返りの為にアーユルヴェーダの治療を受けました。薬草と全身マッサージによる治療でしたが体が軽くなり本当に若返ったような気分になりました。その時に教えられたのですが、『性エネルギーと生命エネルギーは同一』という事です。

ヨーガでは生命エネルギーの事をクンダリーニと呼び、背骨の周りに螺旋状に存在するものです。クンダリーニは増幅器のようなもので、これが強いほどいいと考えられています。一方生命エネルギーの根源はムーラダーラと言い、ここに生命エネルギーが蓄積されていて、それを開いてやると、生命エネルギーが放出されます。

ムーラダーラは漢方でいう会陰です。ヨーガでは、このムーラダーラのエネルギーをクンダリーニを通して脳に昇華させます。

脳には側坐核とVTAというドーパミン経路になっている部分があります。この部分が働く事で、ドーパミンが出ます。これは人間の脳だけの特徴らしいです。この仕組みによってムーラダーラのエネルギーをクンダリーニに昇華するというヨーガが成り立っています。

VTAと側坐核が前頭前野と結びつく事が人間の抽象思考の謎を解く鍵らしいです。ドーパミンは運動ホルモンで、それが前頭前野に流れる事によって人間は抽象思考をするようになりました。ドーパミンが前頭前野に流れない人間以外の動物は抽象思考ができません。

抽象思考とは情報空間における運動です。脳を若返らせる為には少なくともセックスと生殖行為の間を行ったり来たりできるほどに脳の活力を取り戻さなければなりません。

セックスで若さが蘇る

ムーラダーラから前頭葉の額近くにあるアージュナチャクラにエネルギーを流す。
① 抽象度の高い愛の感覚
② 生命エネルギーが漲っていく感覚
③ 最高に気持ちいいセックスの体感
をムーラダーラチャクラに集中させます。

次にその集中した三つの感覚をクンダリーニ経由で少しづつ上に上げていきます。同時に、それを繰り返しながらムーラダーラに集中した感覚を強めていきます。そして額までその感覚を持っていく事ができたら、それを額から外に出します。

額からその感覚を外に出す時には、目を瞑った状態で額の部分がどんどん明るく感じるようにしていきます。その部分がアシューナチャクラです。最初は小さな点だったものがテニスボールくらいに、さらにはバスケットボールくらいに、そして最後には世界全部が眩しいくらいに光を拡げていきます。

そして、『ものすごく眩しい!』と言う時にアシューナチャクラにまで上げてきた感覚と光をそこからフワーと外に出します。外に出した光とエネルギーに自分が包まれ、えもいわれぬ幸福感に包まれます。

パートナーがいればこれをセックスと結びつける事もできます。この場合は同じ事をパートナーと同時に二人で行い、『気持ちいい』と大きな声で言う事です。一度出した声を耳から自分に戻してやると感覚が強化され、よりたくさんのドーパミンが出ます。すると精力が強くなりますし、IQが上がり、元気になります。心身共に大いに若返ります。

この方法を体得するのに老若は関係ありません。またパートナーとのセックスも本来必要なく、一人で瞑想して行うのが本来のやり方だそうです。

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