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バケツの穴をふさぐ

はるか昔のこと、漫画で読んだ言葉が最近使われているので経験談を交えて書きました。
こんにちは、サラリーマンOBの谷です。

バケツ・・・なんのことでしょう?


それはバケツの穴をふさがなければいくら水をいれてもたまらない。穴を塞ぐことが重要のたとえです。

そして読んだ漫画は「エースをねらえ」です。

主人公の岡ひろみがダブルスを組む相手は世界ランカープレイヤー。
そのプレイヤーの妹は姉とダブルスを組むのが夢だったのですが、なぜ自分ではなく岡ひろみを選んだのか?
姉に問いただした。

その姉は「あなたは穴の空いたバケツ。いくら練習してもジャブジャブその穴からこぼれて何も残らない。ひろみはその穴を血の滲む努力で塞いできた。だからひろみを選んだ。あなたがこの間の大会でひろみに敗れた理由がこれでわかった?」

弱点克服

弱点を克服せず練習を積み重ねても思った様な成長はできず戦績も伸びない。その弱点を見つめ直し克服していく努力をしなければ次のステージにたどり着けない。

弱点を克服してこそ練習の積み重ねが開花する。
弱点と向き合い克服するチャレンジは本当に辛くて大変だけど、ここを乗り越えないと今後の練習が身にならず成長も期待できない。

この「エースを狙え」を読んで私はうなずいてしまった。

私の体験

当時、私は高校の野球部に所属していましたが守備が苦手で、くる日もくる日もノックを受けフラフラ。

ノックを受けるだけならまだしも、一塁への送球も合わせてする様になって正確な送球まで求められました。

いつしか、試合で打球処理を無意識にできる様になった自分がいました。

それまでは「嫌なバウンドで飛んでくるなよ」「イージーゴロで・・・」そんな思考のまま守備についていたのです。

この思考がない状態で守備についていると勝手に体が反応し、キャッチから早急まで一連の動作がムーズになり守備も安心して見られる様になってきたと言われるようになりました。

この体験から
・弱点克服でステージが上がる
・ステージが上がると今までのステージからアップした分、長所が伸びたことと同じになる。
ということは欠点克服すると全体のレベルが上がるということ。
以下の画像がイメージです↓↓↓

名称未設定のデザイン

長所を伸ばすことと欠点を克服すること別々に考えていましたが、そうじゃないんだと思える様になりました。

それは人間力にも当てはまるのではないでしょうか?

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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