見出し画像

子供の成長を支えているのは遊びだった

たいそうなタイトルですが、私の経験を振り返るとそうだったと感じることを書いています。

こんにちは、サラリーマンOBの谷です。

すでに社会人の基礎を経験していた

小学校時代までのことだったと思います。
近所の友達とよく遊んだことを今でも思い出します。
それだけ印象が深いんでしょうね。

鬼ごっこ、かくれんぼ、缶蹴り、三角ベース野球・・・
数え上げたらきりがないくらいです。

よくそれだけ遊びを作り出したり、ルールを変えてみんなが楽しくなるようにしたなと思います。
遊びのメンバーは同級生はもちろんですが年上の子、年下の子みんな混ざって一緒に遊んでいました。
当然ハンデはあるんですが、何故か、もめ事も記憶にないくらいで楽しく遊べていたんですね。


特に印象にあるのが、自分がまだ小学校1年、2年の時に遊んだグループに小学校5年、6年生がいたんです。
そのリーダー格が遊びを仕切っていて、低学年の私たちが嫌になるような遊びをしなかった。
もしくはルールを変えて一緒に遊べるようにしていたと思います。

年上は年下を助ける、年下は年上の言うことをよく聞く。
こんなことが当たり前にできていました。

今になってそう思います。

でもそんなことは当時サッパリわからず、私は遊びほうけているだけ。

小さなコミュニティ運営

そしてリーダー格が中学に上がると、部活の影響で遊びの時間帯がズレて一緒に遊ばなくなりました。

小学生の近所遊びグループから卒業です。

次のリーダーは当然のように繰り上げで高学年の子が役割を担っていました。


うまく引き継がれていたんですね。

意識しなくても仲間が暗黙の了解をしていたんです。

こうして私もリーダーを経験し、中学入学で卒業でした。

今この経験を書いているだけで、小さかった自分が小さなコミュニティに入り、メンバーと話し合い、遊びという名のタスクを走らせ、共感を得る。

これだたくさんのことが思い出されます。

まるで大人の世界の小規模版、ですね。

そこには損得勘定なし、みんなで楽しむ、落伍者を出さないメンバー全員の仲間意識。

大人の世界では非常に高いハードルですが、小さい子たちは普通にできる。

すごいことです。

大切な時間を経験させたい

母から言われた言葉
「たくさんの友達と遊べ」
その当時、意図はわからなかったのですが、いろいろな友達と遊んでいろいろなことを学べ。

そんな意味が込められていたような気がします。

そして、この小さかった頃に先輩、後輩、同級生が一緒に遊ぶ経験は自然に

ルールを作る
ルールを守る
年下に気を配る
年上、リーダーの言うことをよく聞く
リーダーを経験する
新しいことを作り出す(遊び)

こんな経験をして成長していく。

今はどうなんでしょうか?

路地裏で遊ぶと、ご近所さんから「うるさい」
工事現場の資材置き場で遊ぶと「危険」「立ち入り禁止」
・・・

地方移住される方が多くなるのも、こんなところにあるのかな。

「子供をのびのびと育てたい」と。


今でも私の人生において光り輝く近所の遊び仲間です。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?