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10/28アロマヨガ 「ブレンドの実践」@戸塚海藏院

こちらが会場となった本堂です。
天井が高く広々とした畳の空間は大変清々しいものです。
ここにいるだけで、背筋も自然に伸びて心と身体の全てが整う気がします。これこそがヨガなのでしょう。

本堂の畳は、私たちが日頃見慣れた住宅用の畳より幅が狭く長いサイズのものでした。
これは座禅を行うための一人分のサイズなのだそうです。
一人につき畳一枚が割り当てられ座禅を行います。

この畳はヨガマットそのもの。今更ですが、お寺はヨガ(瞑想)をするところなのです。

このような大広間でアロマヨガ を行うのは初めてでした。
部屋中に均一に香りを広げることができるかどうか、これが一番心配なことでした。

使用するディフューザーは、いつも使っている無印良品のディフューザーです。会場が広いので、今回は3つ使いました。広い空間でも香りが比較的ムラなく均一に広がります。


ブレンドのイメージは、「極楽浄土の花の世界」
お寺といえばハスの花がすぐに思い浮かび、おおらかな優しさと安らぎを演出したいと思いました。

選んだ精油はこちらです。

 左から
●「サンダルウッド」/カリス成城
●「イランイラン」/プリマヴェラ
●「ゼラニウム」/ニールズヤード 
●「クローブ」/カリス成城

7つのグループによる「精油のブレンドと調和」
この度作成した以下の分類に従い、選んだ精油のグループ内から隣のグループへ、そのまた隣と組み合わせることで精油の輪が次々と広がります。

「サンダルウッド」・・・「オリエンタルエキゾチック系」
サンダルウッドは宗教儀式や瞑想、寺院の建材に古くから使われてきました。
香りは怒りや興奮、物事に対する執着を断ち、とらわれの心を解放すると言われています。香りが濃厚で甘くなかなか消えず、エキゾチック系の代表的な精油です
・精油はビャクダン科木部(心材)から抽出。
・心と身体の安定
・免疫系の強壮作用
・抗感染作用、喉の粘膜を保護
・鎮静作用

「イランイラン」・・・「フローラル系」「オリエンタルエキゾチック系」
言葉の意味は「花の中の花」フィリピン原産のバンレイシ科の花。甘くエキゾチックな花の香りは人をおおらかな気持ちにさせ、ストレスやイライラを鎮め平和な感覚をもたらします。
・鎮静作用、血圧降下作用
・女性ホルモン調整作用
・過呼吸症状を改善、速い呼吸をゆったりとした深呼吸へ促します。

「ゼラニウム」・・・「フローラル系」
ほのかにバラを思わせるフローラルな香り。古くからバラの代用品とされました。ストレスや緊張、不安や怒りをしずめ、精神を高揚させます。
・精油は葉から抽出
・女性ホルモン調整作用
・神経性疲労回復、強壮作用

「クローブ」・・・「スパイス系」
強くスパイシー、フルーティーでしみとおるような甘さのある香り。気分を明るく高める香りです。
・原産地は東南アジア、スリランカ、インドネシア。
・精油は開花前のつぼみから抽出されます。
・語源はラテン語「クラウス」(釘)。蕾の形が「釘(クギ)」のような形を
 しているため。
・駆風、健胃作用
・消毒殺菌作用
・昆虫忌避作用

●まとめ
・オリエンタルエキゾチック系、フローラル系、スパイス系の精油で大胆な
 華やかさが、広い空間ではむしろ程よい感じとなりました。

・精油は、図の中央から下の揮発速度の遅く重い精油を選んだので香りを長く
 持続できました。

・開始から一時間を経過した頃、サンダルウッドの香りが部屋中に広がり、
 お線香の香りとは異なる精油の瑞々しさを感じることができました。


最後までお読みいただきありがとうございます。

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アロマヨガ@ヨガプラス自由が丘  
毎週金曜日13:15~14:15
「ヨガとアロマで健やかな毎日を」

https://www.yoga-plus.jp/studioInfo/sp_jiyugaoka.php


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