マインドフルネスなヨガは無理をしないでいい。
箪笥の角に足の小指をぶつけるとめちゃくちゃ痛いとはよく言うけれど、最近はクローゼットや衣装ケースがメインで、箪笥のあるお宅は少ないんじゃないでしょうか。
だから実際のところは、足の小指をぶつけるのは箪笥の角ではなくて、机の脚やテレビ台の角の場合がほとんどだろうなと思っています。
マインドフルネスとは全く関係のない話題のようですが、あの痛みに悶絶する状態はマインドフルネスのヒントになります。
あの瞬間、私の心は”今ここ”に集中しています。
マインドフルネスのキーポイントは、
1.”今ここ”に注意が向いていること
2.ジャッジせずに”ありのまま”見ること
でした。
あの悶絶している瞬間、今夜の晩御飯の献立を心配したり、昨日のLINEのやり取りを悔やむことはほぼないと思います。
まさに、あの瞬間こそ”今ここ”、足の小指の痛みに全注意が向いています。
刺激は”今ここ”に注意を向けるためのきっかけを作ってくれるのです。
もちろん、注意を向けざるを得ないほど強い刺激は苦痛や不快な感覚が伴います。
ですので、もっと弱い刺激や快適な刺激に注意をコントロールする練習の方がいいと思います。
具体的には、ヨガのポーズで身体を曲げたり伸ばしたりして身体の部位を刺激したり、ヨガよりもっと弱い刺激の呼吸の時の胸やお腹の動きを感じたりします。
マインドフルネスでヨガや呼吸をするのは、その刺激に注意を向けることで”今ここ”を体験することが目的です。
そう考えると、ヨガや呼吸法で頑張る必要がないと思えるんじゃないでしょうか。
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