見出し画像

「THE SAKAI TOKYO 」ドイツから東京へ‼︎ 独フランクフルトのミシュラン江戸前鮨が 東京六本木へOpen‼︎


ドイツ・フランクフルトの
ミシュラン掲載寿司店「THE SAKAI」
2020年11月六本木にオープン。

画像1

埼玉県さいたま市大宮区の鮨店「すし堺」が
日本の鮨を世界に伝えようと
2018年8月にドイツフランクフルトに出店し
ミシュランガイドドイツ版で
見事ミシュランプレートを獲得。

画像2

その後「THE SAKAI TOKYO」として
六本木へオープン。

大将の二宮氏は
すし堺グループの埼玉県浦和にある
「すし二乃宮」で大将を12年務められ、THE SAKAI TOKYOのオープンで抜擢される。


【店内】
L字カウンター8席と個室が一室有。

画像3

【シャリ】
赤酢と白酢のブレンド塩と砂糖が少々入り
酸は感じるが角が取れた少し硬めのシャリです。

【おまかせコース15,000円】
 ※ペアリングコースは22,000円。
コースのスタート同時に
カウンターに食材を並べて頂いて
産地やネタの説明をご丁寧にして頂けます。

画像7


▶︎茶碗蒸し
上に梅昆布茶の入った
卵黄が入っていない豆腐のような感覚の
茶碗蒸しでコーススタート。


画像4


▶︎THE SAKAI 最中
下に隠れて松葉蟹の味噌和えに
マグロの中落ち、馬糞雲丹、キャビアの
贅沢最中です。六本木という場所に似合いそうなモナカ。笑

画像5

▶︎ホタルイカの摘みセット
ホタルイカに
「ふき味噌」で叩いたナメロウと
左はタラの芽と右は
福岡県でしか生産されていない
からし菜の一瞬で「蕾菜(つぼみな)」
飲兵衛セットです。

画像6

▶︎甘鯛の昆布締め 山口県萩産
柔らかい肉質で固めてのシャリとも合う
上品な味わい。
個人的には昆布が強い印象。

画像8

▶︎ごん鯵 長崎県産
長崎のブランド魚「ごんあじ」
少し寝かせてしっとりした舌触りの身質。
旨味の力強さはあまり感じない。

画像9

▶︎白エビ 富山産
塩昆布を乗せ
白エビの甘味、塩昆布の塩味、シャリの酸味が口の中で混ざり合い旨味へ進化!

画像10

▶︎トラフグの西京漬けグラタン
系列のお店でイタリアンをやっているそうでここで摘みに変化球の洋風料理。

画像11

▶︎コハダ 佐賀県産
軽く締めた酸味が舌を包みこみ
ほんのり甘味を感じます。

画像12

▶︎青柳の小柱
心地よい食感で噛めば噛むほど風味を感じ
シャリの酸味で甘味が引き立ってます。

画像13

▶︎赤身 やま幸さん 岩手県大船渡産

画像14


マグロだけ専用の煮切りで
「味噌たまりの醤油」使い分けをしている。
口に運ぶと香りがまろやかで
赤酢のシャリとマグロの一体感があります。

画像15

▶︎白子と鰤の揚げ出し
鰤は熟成して酒粕に漬け揚げている。

画像16

▶︎煮蛤 茨城県鹿島産

画像17

▶︎蛤のスープ
純白に輝く濃厚蛤スープ

画像18

▶︎穴子
こんとび海苔で手巻き。
穴子と一緒に相まってとろける
こんとび海苔の繊細な風味が心地よく
旨いです。

画像19

▶︎メヒカリ
熟成のバルサミコ酢ソースを添えて。

画像20

▶︎筍 鹿児島県産
目をつぶって食べるとトウモロコシの味がする水分があってとても甘い筍です。

画像21

▶︎京人参のポタージュ
またまた変化球‼︎人参臭さのない人参嫌いでも飲める甘味を感じるポタージュです。

画像22

▶︎インドマグロの中トロ漬け
熟成させて身質は超ねっとり
脂の強い旨味よりか爽やかな甘味を感じ
これはこれでうんまい!

画像23

▶︎ノドグロ 紅瞳 対馬産
身と海苔が口の中でスッと消えてなくなり
旨味の余韻が残る心地良さ。

画像24

▶︎中トロ 岩手県大船渡産 やま幸
表面を少し炙り
「ペコロス、長ネギ、万能ネギ」を合わせた薬味を乗せて完成。
薬味とネタの風味とも
仲良く寄り添いアクセントになり
トロけるような脂の旨みを感じます。
少し創作感もありますが
これはこれで旨いです!

画像25

▶︎トロタク巻き
いぶりがっこを桂剝きにしたトロタク。

画像26

画像27

▶︎味噌汁

▶︎杏と伊予柑のカクテル
ノンアルコールとアルコールを選べる
お店専属のソムリエが最後のデザート代わりで作ってくれます。

画像28

お会計
ビール一本、冷茶、1人約17,000円

【まとめ】
これだけの品数のラインナップで
六本木という立地にも関わらず
おまかせコース15,000円というコスパ。
マグロもやま幸を仕入れ。
この値段でやっていけるのか?
不安になるようなコスパです。

画像29

王道の江戸前鮨も残しながらも
時折洋風などの変化球を入れてくる
オリジナリティある摘みや握りです。
ドイツフランクフルトで経験を生かして
試行錯誤された鮨は六本木の地で
これからどう受け入れられるのか。

1ヶ月毎にメニュー構成を変えているので
また訪問したいと思います。

ありがとうございました。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?