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北新地の名店ミシュラン一つ星「寿しおおはた」赤、白、ロゼ。3種のシャリを使い分ける 「おおはた流」“関西風江戸前鮨”


ミシュラン一つ星☆
食べログアワード2021 BLONZE 受賞
大阪北新地の鮨の名店。

北新地のANAクラウンホテルプラザの
すぐ近く雑居ビルの2階に位置します。


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隠れ家のようにひっそりと暖簾を掲げる
『寿しおおはた』は日本全国から多くの鮨好きが訪れる人気店。
大将の大畑 雅逹(おおはた まさみち)氏は、鮨店と和食店で計17年修業ののち
2011年4月に独立開業。

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【店内】
店内は凛とした雰囲気の
檜のL字カウンターを7席。

【シャリ】
関西風の江戸前鮨をテーマに
白、ロゼ、赤と呼ばれる味の違う
3種類をネタ毎に使い分けるシャリ。
白酢・昆布出汁を合わせた「白」
赤酢と白酢をブレンドした
奥行きある味わいの「ロゼ」
赤酢とほんのり塩味を感じるストレートな味わいの「赤」


【おまかせコース21,000円(税別)】
▶︎蛤の蒸し寿司
ハマグリ旨みとシャリ酸味が合わさり
少し濃いめの味わいでお酒を進ます蒸し寿司の印象。

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▶︎イイダコの旨煮
絶妙に甘辛く炊かれ柔らかく旨いです。

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▶︎石鯛のワサビおろし
ワインセラーで寝かせてる石鯛は
コリッコリ食感で心地よい香りと
旨みと後味に甘みを感じます。

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▶︎ホタルイカの漬け込み
甘めに漬け込まれたホタルイカは
噛むとコクのあるワタの味わいを感じナイスバランス。

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▶︎ホタテの味噌幽庵焼き
甘味の強いホタテにつけ地の甘さとコクが加わりこれもお酒を進まず逸品。

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▶︎鰹のタタキ 和歌山県産
舌に吸い付くようなモチモチ食感がたまらない。

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▶︎ホッキ貝の七味醤油焼
噛めば噛むほどじんわりくる
ホッキ貝の甘味にピリッと七味のハーモニー!
これもお酒を飲ます摘み。

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▶︎太刀魚
舌の重さでスッと身が消えていき
太刀魚の脂の旨味たっぷり系。

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▶︎赤貝のぬた和え
ぬたの酸味と味噌のコクに
香りたっぷり赤貝の甘味!
これも飲兵衛セットの仲間入り。笑

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▶︎モズク酢
太くて弾力のあるモズク酢でお口直し。

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【握り】
▶︎明石鯛の昆布締め 白
直前で昆布締めてした鯛は
噛みしめると鯛自体の甘みに
アルデンテ風のシャリの酸味が上手く融合する。

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▶︎天然縞鯵 ロゼ
ロゼシャリの程よい酸味が
ネタの甘みを引き立てしっとりした心地よい旨味へ変化する。

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▶︎アオリイカ 白
少し固めのシャリを噛み締めながら
程よい酸味に濃厚な甘味を堪能。

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▶︎ 赤身 ロゼ
静岡県伊豆下田産 116キロ
赤身でも脂の甘みと香りに、心地よい酸味。
ロゼのシャリも合わさりコク味も感じられる一貫。

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▶︎中トロ 赤
脂を堪能しつつ酸味がサラリと切れていき
赤シャリとともに香りが鼻に広がります。旨い。

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▶︎コハダ
香りと強い旨味を残し
〆加減は強過ぎず浅過ぎず絶妙です。

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▶︎サクラマス
脂がのったサクラマスは香り良く
春を感じる上品な旨味です。

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▶︎春子鯛
身はしっとりシャリと一緒に
ほどけるような食感(一体感)が素晴らしいです。

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▶︎アカザエビ
上には鮨屋のアメリケーヌソースを。
パンチのある赤シャリの酸味で
ネタを引き立てまさに甘み爆弾‼︎

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▶︎穴子
江戸前流のふんわり柔らかな仕上げで
立ち上がる香りが心地よい。

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▶︎海老の赤だし

▶︎ウニの手巻き
シャリより多い大増量のウニは
手渡しでもらうとずっしりと幸せな重みを感じる。笑
こんなに重たい物を持たされて幸せを感じることなんてあるのか。笑
まるでウニのソフトクリーム‼︎最高‼︎笑

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▶︎玉子

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▶︎いちご

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【まとめ】
前半の少量多品で
10種類の摘みで飲兵衛セットから始まり
後半の握りは
「関西風の江戸前鮨」と話す大将の
「赤」「ロゼ」「白」を3種類シャリを使い分けネタと最大限に調和するように工夫され
大将が握る直前にシャリを切ることで
シャリの硬さとふわっと感が上手く共演している印象。
空気を含むシャリは口の中ではらりと解けて
その風味、硬さ、ネタとのバランス等々
とても考えられた握りでした。

おまかせコース21,000円という
圧倒的なコストパフォーマンスを感じ
大将と女将との会話の
キャッチボールも大阪らしく?笑
是非寿しおおはたさんでお店の雰囲気も味わってほしいです。笑

ありがとうございました。



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