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にっき8

 2023/12/31

大晦日。ウチらの地元は地球
だけど僕の地元の愛知県に帰省している。

演劇の楽しさを教えてくれた師匠から「年末帰るなら会おう」と連絡をもらった。
17時から28時までかかっても、演劇というものは語り尽くせないわけで。演出としての仕事、役者としての仕事。宣伝美術のこと、舞台美術のこと。裏方のこと。クリエイティブについて、能動的に動ける人のこととか。生活においての演劇の割合が大きい人と小さい人が同じ作品を作ることについて、とか。

高3のとき演劇にはじめて触れた。
観て演じて考えて楽しんで。
神奈川に出てより一層機会は増える。

物事には2つの師匠がいるはず。
技術を磨いて(磨かせて)くれる師匠のほかに
その物事の楽しさを教えてくれる師匠

飲みながら話す深そうな話の生産性の有無はあるかわからないけど
早いところ東京神奈川でも飲みながら演劇についてグダグダ喋れる相手を見つけなきゃならない気がする。


 ほんの少し前に曾祖母が亡くなり葬式に参加した。斎場で火葬してもらう待ち時間に間仕切りで2部屋分ある待合室のうちの1部屋を使っていたときがあって
スタッフの方に「1920円でもう片方の部屋も使ってよいです、1920円です」と言われた。その後1920円を三度くらい強調される。
なんだかなぁ、身内が亡くなっている身からすればもう一部屋使いたいと申し出るまでは「もう一部屋はお金かかっちゃうんです」と曖昧に濁してくれたほうが気持ち良いとか思ってしまった。
でもスタッフからすれば必要な商売であるわけでキチンと伝えなきゃならない。


演劇でもお客様のことを考えて、気持ちよく見てもらって作品の完成だよな、とか個人的に考えたり。
そこら辺のホスピタリティみたいなものは一人でも大事にしたい。演劇をやるにおいて作品を一方的に垂れ流す団体の多いこと。やる側もやる雰囲気を準備するなら、客側も安心して観る準備をしなければ良くない。その準備のためなら俺は全力を尽くしたい。


仕事も趣味もガンガンやって
いつかおっさんになったら愛知で工房持って
師匠たちが盛り立ててる地元の演劇づくりをいっしょにやりたいなぁ。
さてはて、何年後だろうか……。



今日の趣味。
地元をレンタカーで走る。
ふと、bowieの名盤なんか聴きながら走ると気持ちが良い。

 デヴィッド・ボウイ『Starman』




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