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大切なものをはっきりさせる道のり パート1

僕の体験談

今回は、僕個人の体験談をシェアしたいと思います。

社会に出るまで

 僕は愛知県で、エンジニアの父と、保育士&調理師の資格を持つ母の元に生まれました。
小さい頃から、エンジニアの父に電子工作キットやパソコンに触れる機会をたくさん作ってもらえたのも影響してか、父と同じようにエンジニアの道を歩むと、何となく感じて幼少期を過ごし、県内の高専に通うことになりました。
高校と大学は、プログラミングに関する基本の習得や研究などを行います。
その上で、県内の大手部品メーカーのグループ会社に入社しました。
個人的には、とても恵まれた環境とキャリアを手にできたし、親も大満足だったのもあり、その時点で、満足感は非常に高かったです。

模索の始まり。〜違和感を感じる時代と、変える決断〜

そうして、半年間暮らしていた中で、なぜか心からしっくりきてるわけじゃない。
うっすらと感じる「違和感」
なぜか・・・

状況を整理すると、

 ・幼少期からの想像に近い就職で、
 ・好きなものづくりに携われ、
 ・職場の方も素敵な方が多くて、
 ・良い人間関係で働け、
 ・社会平均よりは年収も高いし、
 ・親も納得する会社で、

違和感を感じる要素なんてないはずなのに・・・。

当時の違和感を当時感じた時のまま表現するなら、
「しっくりこない」
「この方向で良いのだろうか?」

理屈で考えると、うまくいっていると言えるのに、心の底から没頭できない感じでした。

その違和感に対して、
「これが学生の時と社会に出てからの理想と現実のギャップのストレスか!?」
と世間で言われているケースに自分を当てはめ、解釈してみたこともありました。

その結果、

 家で一人でゲームに没頭してみたり、
 週末に職場の同僚と遊ぶ予定を増やして、オフの充実を試みてみたり、
 数少なかった趣味を増やそうと模索してみたり、
 雑誌でかかれる「社会人は?」みたいなお金を使う趣味を試したり、
 読むとやる気が出るビジネス書を読んで気持ちを昂らせてみたりと、

色々とやってみました。

  どれも、最初は未体験の刺激で楽しいところもありましたが、続けていくとまた元のような違和感が湧き出してきて、やめてしまいました。
そんな状況を根本解決のきっかけは僕にとっては「変わり者の先輩」でした。
その先輩をちょっとだけ紹介しますと、普段から

「目的が大事」とか
「価値観を磨くの大事」とか
「どうなりたいか?をはっきりさせないと」

などをこだわっていて、周りとこだわりどころが変わっているなぁと言う印象の方だったのです。

先輩との出会いのタイミングは、
僕が違和感をきっかけに思いつくことをある程度やってみた後でも、変わらない現状や気持ちに対し、「打つ手なしか〜。」と頭打ちで、諦めかけていたときでした。
その時に先輩から「目的」「価値観」「どうなりたいか?」などのお話を聞いたので、それまでの僕が普段から「何をするか?」「しっくりくることを見つけられるか?」とやることだけを気にしていて、「目的」「価値観」と言った点から納得のいく状態にしていくことが大事なのだと気づかされたのです。
もちろん、人にすがるのは嫌だったので、依存はしたくなかったので、自分の意思で自分の責任で自分を磨き続けたいと言う心持ちでした。

 こばなしですが、タイミングも重要ですね。
もし、入社した直後の違和感をそんなに感じていない時に出会っていたら、「変な人。」と言う印象だけで終わっていたと思いますが。

 きっかけにはなったのですが、やはり最後は自分で決めることで、本当のきっかけとなった実感があります。
世間では、「これさえすれば!」とか、「最短で!」とか「効果的な!」とかそう言うキーワードが飛び交っており、それに非常にそそられてしまうところがありまして・・・

 今思えば、自分の自信のなさと、早く現場を打破したいと焦る気持ちが原因で、まるでゲームの攻略本を読むが如く、そう言ったキーワードにつられて本を読んだり、ネットの記事を読んだり、周囲の人のアドバイスに耳を傾けたりしやすかったなと思います。
 しかし、僕の場合はですが、大抵の場合は納得の行く結果を手にできた実感が持てず、他にはないか?とキョロキョロしてたな〜と。人生で、自分が大切にしたいモノやコトというのは、手軽にサクッと手に入れられる性質のものではないのかもしれないですね。
 逆にいうと、大切にしたいほどのものこそ、地道な努力を重ねる前提で取り組む決意、その前提で取り組むという心構えが重要なのだと、僕の個人的な人生の教訓としております。
 ただここで、僕がこのブログで将来的に書いていきたい内容を、ちょっと先取りで、「自分の真の才能をベースに活動する道のりの感覚」ですが、
才能を中心に活動し一定のクオリティのサービスを提供できるまでたどり着いたときには、
「周りから、すごい時間や労力がかかって大変じゃなかったですか?と聞かれるけれど、楽しすぎて、やりたすぎて、続けてきたのが本音なんだけど」
と努力を苦労と認識せずにやっている状態でいることでしょう。
 僕自身が今感じている率直な感想でもあります。そして、この記事を書くコト自体にも同じ事を感じておりますし。

続編をこうご期待ください

 さて、今回は、僕自身が自分の軸、自分の大切にしたいものを中心に暮らしていく状態にたどり着く道のりをお伝えし始めました。
思い返せば、僕も葛藤の連続、挫折しそうな感覚の連続、自信喪失も引きこもりたい状態に陥ったことも何度もあったなぁと思い返しております。
読者の皆さんでも、同じような体験、同じような状況で、ここから変えていきたい方でも、必ず自分自身にとって納得暮らしになれますので、安心してください。
 ただ、たどり着くためには、さくっと簡単に解決!ということができないことも多々あるでしょう
一つ一つサポートしていきますので、お楽しみにしてください。
では、次回は、僕にとっての「自分にとって大切なものを見つけていく道のり」についてお話ししていこうと思います。


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