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転職を考える20代エンジニアが自分らしく働く道のり〜自信へのリスク〜

こんにちは、澤田寛明です。
これまで、転職を考え出す方向けに、
「令和の時代以降を幸せに生きるための方向性」のお話と、
そのために重要なこととして、
「自分にとって大切にしたいものをはっきりさせる必要がある」
と書きました。
ひとまず、前回までのおさらいをまとめます。

前回の記事までの概要
・本記事を読んで欲しい方

 転職を考えるが、転職で解決できる気がしない方
 自分の強みを活かしてビジネスを立ち上げたい方
 非常時でも揺るがぬ人生の安定を築きたい方
 人生100年時代で自分が心から納得する生き方をしてみたい方

・本稿の趣旨
1、世界はグローバル経済とローカル経済の適切なバランス取りへ進む
2、自分にぴったりの仕事、自分の納得いく暮らしを作ろう
3、自分にとって大切にしたいものをはっきりさせる必要がある
4、自分にとって大切なものをはっきりさせないと失うものがある

その上で、
「自分にとって大切なものをはっきりさせないと失うものがある」
と書かせていただきました。
今回は前回に引き続き、失うものの4つ目の「自信」について書きます。

そもそも自信ってなんだろう

 「あの人、自信たっぷりだな〜」などと、他の方を見て、自信について話すこともありますが、感覚的なものですね。
僕も色々な方と関わった経験では、

「側から見ると自信家だが、本人は内心ビビっている人」
「手が震えながら話しているけど、本人は冷静に真剣勝負でいる」

 などいらっしゃるようです。人は見かけに寄らないですね。

そして、自信がない時を思い返すと、大体うまくいかないことを想像し過ぎていました。余談ですが、うまくいかないことを想像すると、うまくいかないことが実現しやすいそうです。
自信がないことが悪いように書きましたが、人生の先輩で、世界的に活動なさっている方や、複数の会社を経営なさっている方や、幸せに暮らされている方にお聞きした内容では、

「自信がなく恐怖を感じながらやりたいことに挑戦をする時が良い選択」
「自信がないのが問題より、うまくいかないことを考えすぎる方が問題」

と聞いて、自信のなさや恐怖などのマイナスの感情との付き合い方に驚いたことがあります。

 僕が20代の会社員で生計を立てるときに「自信がない状態」に、物事の考え方や、心構えを客観的に見て、冷静に対処するなんて発想はありませんでした。

本当に自信にまで影響しちゃうのか?

さて、何を大切にするか?が定まっていない時に本当に自信のなさまで影響しちゃうのでしょうか?
心理面で、どうなるかと言いますと、

大切なものが定まっていない時の状態
その場に漂ったり、人生の迷路で迷ってしまっている状態
生きる上でのエネルギーは節約傾向
自分のことだけしか考えれない発想傾向
引きこもりがち傾向

客観的に見ても、こんな状態では覇気がありませんね。
ただ自信のなさは、日常では意識はしないでしょう。だが、突如として認識することがあります。
それは環境が大きく変化した時。または、新しいことに挑戦しようと思った時です。

僕の経験では、

「決断の時は自分のこれまでの生き方や意思決定の感覚を思い返す」

大切なことを定めていないと、安全にいこうとしやすいため、挑戦もないし、変化も少ないです。
人生の分岐点に立った時に、さぁ決断をするぞ!という時、これまでの生き様を振り返って、こんな自分でやっていけるか?と疑問や不安が猛烈に襲ってきます。
うまくいかなかったらどうしよう・・・と。そうして、自分が自信のもてない生き方だと悟る訳です。

これからの世は、自己決断がより重要な時代になる

今までの世は、会社役員方が責任を取ってくださり、社員としては決断のリスクを負わずにいられました。ところが、これからは全ての人に責任感の再分配が行われるでしょう。一人ひとりが環境や状況の変化に対し、自己決断を余儀なくされます。個人が決断の責任をとる方向へシフトする可能性が大きいです。そんな際には自信がないとか言ってられません。

現在、新型コロナウィルスの状況を踏まえ、世界的に非常時ですが、一人ひとりが今の状況をどう乗り越えるか決断を迫られています。この状況の中、不安で潰されるままの生き方になるか、安定した心持ちで明るい将来を自ら切り開くと意思決定できる人では生き様が雲泥の差になります。

また、自分が決断の責任を背負わない場合は、大切な家族にしわ寄せがいきます

そうならないためにも、ドンと構えて決断したいですが、それにはやはり、自分がどうなりたいか?自分は人生で何を大切にするのか?を定めて初めて決められます。

できれば、家族の誰よりも最初に自分の人生を定めて、家族の心の支えとなる存在になりたいものです。また、自分が大切なひとを一人でも自立できるように支援していける存在になりたいものです。

まとめ

大切なものを決めていないことが長期に渡ると、自信を失うことにまで発展する。
これは、じわじわと自分の人生を蝕んでいく感覚です。
このような性質をしっかりと認識して、自分の大切なものをはっきりさせる意気込みに変えていきたいものです。

本稿のポイント
豊かな人生を送る人は自信のなさの捉え方が違う
決断の時は自分のこれまでの生き方や意思決定の感覚を思い返す
これからの世は、自己決断がより重要な時代になる
自分が決断の責任を背負わない場合は、大切な家族にしわ寄せがいく


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