見出し画像

Nikeのスニーカーを売り始めて変わってきたこと

みなさんご存知かもしれませんが、僕は年に一回長崎空港がある町の大村という場所でいつもお世話になっているお店を使ってナイキのスニーカーを販売するイベントを行っています。

2年前に始めたこのイベントですが、当時の想いというかコンセプトは

「長崎でイケてるスニーカーを履いている人を増やす」

でした。なのでイケてるスニーカーを履いている人を大村や長崎で見かけるようになったり、このイベントでスニーカーが売れない=もうみんな自分でNikeを買えるようになったり、もうお気に入りを持っていたりで客足や売上が減ってくる。であればこのイベントはやめようと思っていました。

このイベントを終わらせるためにイベントをやっている節があります。

しかしながら、3回目ともなるとイベントにはかなりやばいNikeやお気に入りのNikeを履いてきてくれる人がすごく増えましたがイベント以外でそんなNikeを見かけることは一向に増えませんし、やっぱり実物を見て、試着してなんやらかんやら言いながらお気に入りの一足を見つけたいと思っている人は多いです。

売上はイベントをやるごとに確実に伸びていて、先日行った土日の2日間では45足ほどがお嫁に行きました。サイズもあるだけ、基本全て一点物のイベントでこの数字は結構すごいと思います。僕自身このイベントは結構楽しくて、Nikeにも少なからず貢献できているであろう自負もあって好きな仕事の一つです。

これからも継続していきたいと思っているんですが当初のコンセプト

「僕がこのイベントを長崎でやらなくていい長崎にする。」

みたいなものがどうも邪魔になってきて、こうなると「コンセプト」が鬱陶しいですよね。だったらもうコンセプトを変えちゃおう。ってかコンセプト要らなくね?ってなってきました。これが最近変わってきたことです。


コンセプトに縛られておかしくなっている事や人って結構見かけると思います。そしてそんな事や人に限ってコンセプトを変えられない病を患っているパターンが多くて、これって結局お客さんが1番不幸になると思っています。


なので僕はもう当初のコンセプトは捨てて、レイハラカミさんの言葉

❌「継続は力なり」

⭕️「継続だけが力なり」

に則り、これからもこのイベントを続けて力をつけていこうと思います。

お客さん的にはイベントのコンセプトがしっかりしているよりも

「お気に入りの一足を見つけて気持ちよく買い物ができる。」

の方が100倍重要ですから。


これからも自分の勝手なコンセプトや理念、信念で人を不幸にしないように心がけます。


※あ、ちなみにちゃんと古物商の行商許可持ってますよ。
長崎公安第921140000070号

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?