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僕が思う防災2.0

拙文&纏まってない文章ですがいつも感じていた「防災2.0」とか「真の防災とは?」を文章化した方がいいなって思ったのでばーっと書きました。書いたきっかけはもちろん2024の1月1日に発生した能登半島震源の地震です。3.11を東京で経験した時から感じていた僕が思う「本当の防災とは?」のnoteです。


2024年の1月1日に能登半島震源で大きな地震がありました。僕は東京の六本木で働いている時に3.11を経験したことで「防災」の意識が芽生えました。僕が結論とした真の防災とは「移動できる」です。

地震自体が及ぼす被害はあまり脅威ではありません。やっぱり津波と火災と地震の後の二次災害です。

大きな地震があったら命より大事なものを持ってとにかく高いところへ。逃げないがかっこいいとかじゃないねん。逃げて「ほらなんもなかったやんか」とかじゃないねん。この鉄則さえ守ればとりあえずは生き延びれます。

火災も、もうどうしようもないですよ。消防車も救急車も道ガタガタだし家屋崩れてるから基本助けに来れません。家が燃えても命があるならもういいじゃないですか。また建てればいいやん。

まぁそんなこんなでその次に心がけたいのは地震の後に発生する二次災害から身を守る。です。二次災害とは人災とも言っていいんですが地震があった後に便乗した詐欺、強盗、略奪、誘拐、レイプなどの「人によって起こされる災害」です。これらの被害に遭わない様に地震の被害が及んでいない場所や地域に移る。これが重要です。間違っても避難所(学校の体育館や公民館)や地震の被害を受けた家でじっと復旧を待っていてはダメです。

避難所は二次災害の温床です。被災して家としての機能を失った家で過ごすのは身体的にも精神的にもかなりキツイです。崩れかけの家が崩壊するかもしれない、大きい余震があるかもしれない、食料が尽きるかもしれない。今の時期の北陸は寒さも命を脅かします。そんな中でいつ復旧するか分からないライフラインに頼るのはやめた方がいいとの結論です。

「真面目に被災者にならない」って気持ちが重要です。

復旧が終わるまでどこか他の地域のホテルに住めるくらいの経済力、もしくは借金できるだけの信用を持っておく、短期間でも居候できる友人や知人を全国、海外に持つこと、どこでもお金を稼ぐことが出来るスキルと対応力、必要最低限の荷物を小さくする工夫、移動して他の地区で生活出来るくらいの体力と健康、移動手段を持つこと(自家用車やキャンピングカーが最適だと思います。)

移動出来ることは本当の意味での防災だと思っています。

こーゆーこと書くと「みんながみんな移動出来るわけじゃない」とか「寝たきりや車椅子の人はどうするだ?」とか「みんながみんな仕事をどこでも出来るわけじゃない」とか「そんな金も人脈もない」とか言う人が必ずいるんですが、いやそれはあなたの防災2.0意識が低いんですよ。言ってしまえば備えていない人の自業自得です。なんで災害大国の日本で自分は大丈夫って前提なんかなって思います。先祖代々の家を守るとか土地を守るって考えなのかもしれないですけど、こーゆーことを言っちゃう人には守れなさそうやなーって思ってしまいます。地震から復興してもあなたが変わらず健康じゃないと何も守れませんよ?先祖代々の土地と家を守りたいならしばらく移動して健康と精神と資産財産を守って整えて、それからじゃないですかね。っていうか「みんなって誰?」って思います。みんなじゃなくてお前が、やろって思います。みんなって主語を使ってあたかもあなた1人の意見が小言が文句言いたい病がコンセンサスが取れた総意っぽくするのはもうやめましょう。「こんな時に不謹慎だ」警察も相変わらずいますが「ではいつまで喪に服せばいいですか?」って聞くとダンマリしちゃいます。

これを機に「図星付かれてなんかとにかくそれっぽい批判をせんと気が済まない病」を患っている方は治療にも取り掛かった方が良いとも感じます。

だって能登をはじめ今北陸の地域は大変な事になっていると思いますが隣の関西地区や東北地区は普通に生活出来るし社会も回っています。僕がいる福岡は普通にいつも通りです。マスメディアやSNSでは倒壊したり地割れしたり津波が押し寄せてる映像や写真が瞬く間に拡散されます。過激な映像や写真だけがその土地の被害を写しているわけではありません。そういった日頃からのITリテラシーや煽られない訓練もある程度必要だと思います。過激な映像や写真は視聴率もインプレッションも稼げます。そのカモにならない意識も重要です。

大きく揺れた石川県内、新潟、福井でも被害が全然無い地域もあると思います。そこに移ればいいんです。そこに移れる準備が真の防災です。

僕は福井が地元で実家もあり、金沢にも友人がいます。なので一応心配はしますが福井は震度5強なので実際それほど被害はありません。金沢もそんな被害はありません。心配してパニクって実家とか友人にわーって連絡しちゃうとかもちょっと問題ありです。パニックになるな、存在しない不安や恐怖に煽られるなって思います。ここにも煽られない訓練が必要ですね。

真面目に被災者にならない準備と防災を改めて日頃から心がけるきっかけになった2024年が、はじまりました。

「生き延びる人は強い人ではなく、環境に適応できて移動出来る人だ。」

ってなんか名言やったかもしれんけど誰の名言かも忘れたし全然名言でもなんでもないやつかもしれんけどこの言葉を改めて腑に落とすきっかけでした。

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