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カンブリア宮殿〜ノジマ〜③ 究極接客、コンサル営業の原点と今

こんにちは、豊嶋です。

今日は先日見て感動したTV番組、カンブリア宮殿の第二弾。

主役は、価格競争で競合ひしめき合う中で売り上げを伸ばした家電量販店のノジマHD。

「努力に勝る才能なし」

いい言葉です。


原点:なぜコンサル営業に至ったか

創業後に父親が経営から離れ、売り上げが下がる中で、絞ってやり始めたのが、当時流り始めていたオーディオ機器の販売であるそう。残りの資金のほとんどを投じ、商品仕入れと店舗2階部分の改装を実施。

「量を売るのではなく、お客様が本当に欲しいものを!」

それで、喜んでもらおう、そのために、多様な機器をお客様に合わせて提案していこうと業務をしていたのがスタートとのこと。


「売らなくていい」の本当の意味

オーディオ販売好調の中で、ふっと来店されたのがオーディオ御三家の「トリオ」を立ち上げた業界のレジェンド、春日仲一氏。

社長が挨拶で「たくさん売らせていただきます」と言うと、

春日氏からは、

「たくさん売らなくてもいい。売るのは3ヵ月に1台でいいから、本当のオーディオファンを増やしてください」

という言葉が返ってきたという。

ここで以下のように感じたそうだ。
「量ではなく、お客様以上に、ファンをつくることだと感じた」

客が喜んで買ってくれるものを売る。

シンプルだが、原理原則、商売を長く続ける本質だと確信。

そのためノジマには今も、接客を向上させ特定のジャンルに特化しない全般商品に精通した販売のスペシャリストである「エースコンサルタント」という存在を育て上げていくに至る。

お客さんの志向に合わせ、メーカー忖度一切なしの営業はここから生まれている。


雇用を守る~世の中のために出来ることを

コロナの影響で新卒採用を見送った企業が多数ある。

その中で、航空業界のANA、JALは何百人単位で経営の根幹を立て直すための採用控えをした。

その内定取り消しにあった学生を採用したのが何を隠そう、ノジマである。

ノジマが打ち出したのが「従業員シェア」


新卒の社員として店頭で働く社員が働き甲斐を見出している。


まとめ

営業はお客さんのニーズに合わせて提案する

こんなにシンプルででも奥の深い言葉ないと思う。

どこまでもその原則を体現しようとしている結果、今の5000億円のうりあげを誇る企業が、生き生きとお客さんのために働く従業員の方が多いのだと思う。

目的はお客さんの役に立つこと。

仕事の姿勢を学びます。


終わり。

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