Swift -サンプルコードでユルく学ぶ-

前回(『Swift -コマンドラインで実行-』)でコマンドラインでの実行環境は整ったので、簡単なコードを書いて Swift に慣れていく。

ユニコードの埋め込みと for 文

今回のサンプルコードは以下の通り。

import Foundation
let unicode = ["ハート\u{2661}","音符\u{266a}","楔形\u{12000}"]
for i in 0...2 {
   print(unicode[i])
}
/*
for i in 0..<3 {
   print(unicode[i])
}
*/

実行すると以下の出力が得られると思う。

% swift unicode.swift
ハート♡
音符♪
楔形𒀀

ハートや音符程度なら日本語入力システムでさほど苦労なく出てくると思うが、楔形文字あたりはけっこう苦労するんではないかと思い、このコードにした。
Swift では \u{xxxx} で xxxx のユニコード文字を表示できる。

他にも学ぶべき点はいくつか。

・フレームワークの読み込み
import XXX
で XXX というフレームワークを読み込む(ただし、このサンプルではなくてもいい)。なお、もうちょっと OS よりの機能を呼び出したければ
import Darwin
になる。

・数値の範囲指定が独特
... と ..< は最初見た時、何だこれは?!と思った。
a...b とした場合は a, a+1, ・・・, b-1, b
a..<b とした場合は a, a+1, ・・・, b-1
になる。

・コメントは、 /* */ 。行単位でコメントしたければ文頭で // 。
ここは他の言語でもよくある。

(適宜更新予定)

猪股弘明

 


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