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【日記】驚天動地

本日(日付変わって昨日)、北海道や東北、本州の日本海側などでオーロラが観測されたらしい。

地上は大騒ぎ。
空も大騒ぎ。
天も地も大騒ぎ。

まさに驚天動地、天を驚かし地を動かすというやつだ。

こういう例で驚天動地という言葉はあまり使われないと思うが、今回のオーロラのニュースを見て最初に浮かんだ言葉は「驚天動地」だった。


驚天動地は、簡単に言えば「世間を驚かすこと」という意味である。

字をそのまま解釈すれば「天を驚かし地を動かす」だが、
「天地を揺るがす」
と言えばなんとなくイメージがつくかと思う。

例えば
「驚天動地の大事件」
であれば、
「天地を揺るがすくらいの大事件」
「天地を揺るがすくらい世間を驚かせた大事件」
「地上だけでなく天をも驚かすような大事件」
といった具合だ。

そのため、あまり気候や天候に使う言葉ではないかもしれない。
ただ、解釈によっては、今回のオーロラは良い意味で「天地を揺るがすくらいの大事件」と言えるだろう。


特に、この「驚天動地」の「驚天」、つまり「天を驚かし」の部分だが、これがオーロラのイメージと非常に合っているように思った。

オーロラが起これば、地上だけでなく天も驚くだろう。
地上より天のほうがオーロラはよく見えるかもしれない。
天にいるほうがオーロラに近く、驚きと感動はひときわ大きいかもしれない。

などと非現実的な考え、勝手な解釈を巡らせつつ、まさに驚天動地のオーロラであったのだろうと想像した次第だ。


さて、私はというと、遅れてきたGWを過ごしているわけだが、今日は驚くほど平凡な一日であった。
それこそ驚天動地の事件が起こるわけでもなく、ただの平凡な一休日である。

しかし、日常は驚天動地でなくても良い。
特に休日は平凡なほうが楽だろう。


そもそも驚天動地という言葉は、必ずしもポジティブな意味で使われるわけではない。
例えば先ほど挙げた「驚天動地の大事件」などは、悪い意味で解釈できる表現でもある。

そんな悪い意味での驚天動地の事件など起こらず、平凡に過ごすに越したことはないだろう。

一方、今回のオーロラのように、良い意味で世間を驚かすニュースはまた面白いものだ。
特に人の感性に訴えかけるような現象であれば尚更。


驚天動地か、平凡か。
そんなまとまりのないことを眠い頭で考える、平凡な夜ふかしである。

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