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【日記】それでも5月を好む

今年の5月は、どうも世間が騒がしい。
そんな話をいろんな人とする。

まず天気がおかしい。
7月並みの暑さ、30度越え、真夏日、寒暖差といった言葉が5月のニュースを駆け巡る。

また、変な事件も目立つ。
最近の世間情勢を考えれば物騒な事件が多発しても不思議ではないが、それにしても「なぜそんな事件が?」と言いたくはなる。


もともと5月は総じて慌ただしい時期だとは思うが、それにしても今年はどうも騒がしい。

もちろん、天気も事件もメディアの伝え方によって印象は大きく変わる。
暑いのも、一定の犯罪事件が発生するのも、別に今年に限った話ではない。
メディアが大袈裟に伝えている側面もあるだろう。
細かく調べれば、実は例年とさほど変わらない世間情勢なのかもしれない。

しかし、不安定な天気、数々の変な事件、それ自体は事実だ。
フラットに捉えて日々のニュースを追っても、どこか落ち着きのない印象は受ける。

感覚的に「今年の5月は落ち着かない」と思ってしまう人がいるのも無理はない。
いろんな人とそんな会話になるのも不自然ではない。


それでも私は5月が好きだ。
これは先日、「五月病という言葉に対する違和感」という記事にも書いたが、私は心底5月を好む。

本格化する新緑。
夏へ向かう際の、心が躍るような慌ただしさ。
「良い意味での」慌ただしさ。

好きなものは好きだ。
そこに世間情勢は関係ない。


現代人として世間情勢は知る必要があるが、振り回される気はない。
「知る」のと「振り回される」のは天と地の差がある。

世間で変な事件が溢れようが、寒暖差が凄かろうが、7月並みの暑さだろうが何だろうが、私は5月を好む。
好きなことなら尚更、世間に振り回されず「好きだ」と思えばいい。

世間では五月病(※正式な病名ではない)に悩まされる人も多く、そういった5月が苦手な人への配慮は必要に応じてするが、自分の好みまで変える必要はないわけだ。
配慮というのは、自分の考え全てを相手に合わせることではない。


さて、そろそろ紫陽花も本格的に咲き始める。
これもまた5月の醍醐味だ。
何かに振り回されず、好きなものは好きだと強く意識していきたい。

(この記事の写真は昨年5月、とある祭りの際に撮ったもの)

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