入院日までの一ヶ月 #008
手術を受けられる状態か検査を受け、OKが出たので日程が確定。
主治医の先生から手術に関して詳しく説明を受けた。
メモを取りながら聞いていたけど、情報が一気にありすぎて追いつかない。
先生が見ながら話しているその書類を私も見ながら説明受けたいと思っていたら、後で看護師さんからその説明が書かれた同意書と一緒に入院に関しての書類を渡された。
渡された書類一式
同意書の説明文には先生が話されたことが詳細に書かれていた。結構なボリューム。「こういう時は書類一式渡されて自宅に帰ってじっくり見るものなのね」と、質問したいことだけ軽くメモればよかったと思っていたら、帰る前に入退院受付へ行くよう案内される。
入退院受付の窓口へ
ここでは、看護師さんとの面談日、麻酔科の診察、歯科の予約。受付の方が入院前の来院が一日で済むように予約をとってくれる。来院日が入院二日前と結構直前になってしまったのは少し不安だったけど、近い病院ではなかったので、一日にまとめてくれたのは助かった。
そして、パンフレットをもとに入院時に必要なコト、モノの説明を受ける。この時に教えてもらった高額療養費制度(限度額認定証)を使ったことで入院費の負担がだいぶ軽くなった。私の場合は国民健康保険だったので市役所で申請。
患者支援窓口での面談
まず、病気に対してどのくらい理解しているのか確認のために「自分がどんな手術を受けるのか」を聞かれた。
ここでもパンフレットをもとに入院時に必要な説明を受ける。入院に対しての質問するための面談のようだったので、パンフレットを見ただけではわからなかったことをいろいろ聞いた。下着はどんなものがいいか。食事代は料金はどのくらいか。駐車場の混雑状況など。
手術では、みぞおちの辺りから切る可能性もあると聞いていたので、そうなった場合、そもそも下着ってつけられるのか?付けるとしたらブラジャーよりインナーにカップが付いた方がいいのか?あまりイメージできず。看護師さんからは、お腹を切るのでショーツのゴムがあたる部分は痛いので上の下着をショーツの中に入れられるようなものがいいかもとアドバイスをもらった。
麻酔科での診察
手術で使う麻酔の種類を冊子をもとに説明を受けた。背中から硬膜外麻酔をしてから、全身麻酔をするという。硬膜外麻酔は術後の痛みに対応するためのものだそう。
歯科での診察
診察の際に虫歯は発見されず。しかし、歯石除去のとれたものを見ると、いかに歯のケアができていなかったか思い知らされる…
先生からは「歯石を放っておくと歯がなくなっちゃうから気を付けてね。まだ間に合うからね!」というお言葉。いいキッカケになった。
持ち物
手術日までに用意するように病院から指示された持ち物
ティジーパンツって何?聞きなれないなぁと思っていたら、看護師さんに「病院内のコンビニで買えるのでコンビニに行けばわかる」と言われる。これは入院当日に購入。
私が持参した持ち物
今回の入院は部屋代にアメニティなどが込みで用意されていたので、シャンプー、コンデショナー、ボディソープ、歯ブラシ、歯磨き粉などについては持参せず。
今回の入院は2週間〜1ヵ月ということだったけど、ハッキリとした入院日数がわからなかったので2週間分くらいの下着を用意。実際、入院が延びてしまったので、私物クリーニングのサービスを利用した。家族との面会も禁止、渡したいものがある場合は看護師さん経由のため、このサービスがあって助かった。
入院日まで
ネットやYouTubeで情報を調べたり、手術をした方のブログをみたりしていたが、どうしてもネガティブ情報を拾ってしまうのでネットは極力見ないようにした。
入院が近づくにつれて何も手につかない状態。一方で部屋にあるもの、パソコンの中に入っているデータの断捨離はスムーズだった。いつか必要かもと思ってとっておいたものだけど、「これってこれからの人生に必要?」と考えたら簡単に捨てられた。
祖母も93歳まで生きたし、両親も70歳過ぎて健在なので、私も当たり前のようにそれくらい生きると思っていたけど、そんなことはなくて、自分の体を大切にしてなかったら病気になるんだと身をもって思い知らされた。
周りから「無限にあるような時間の使い方するよね」ってよく言われるけど、時間の使い方について改めて考えたし、残りの人生どう生きる?と考える時間が増えた。人生って限りあるんだよね。
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